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J-GLOBAL ID:201702285192143661   整理番号:17A0641349

119番,120番元素など「ニホニウム」の次の元素探索とは

著者 (1件):
資料名:
巻: 16  号: 12  ページ: 1-3  発行年: 2017年03月10日 
JST資料番号: L5969A  ISSN: 1346-3926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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理論的に原子番号は173程度まで存在するが,融合反応確率は番号と共に減り,現実には120番が限界である。本稿では,現在の最大原子番号は118番で,119,120番は日本を含む先進諸国が研究しているので,新元素探究に関し述べた。新元素生成は,今までに無い陽子数(原子番号)の原子核の作製で,二つの核を衝突させ核融合させるが,両核接近には陽子のクーロン斥力(クーロン障壁)を越える運動エネルギーが要り,粒子加速器による高エネルギーイオンビームを用いる。一連の実験では,他の原子核実験より低速度の大電流ビームを使い線形加速器が用いられる。中性原子はECR(電子サイクロトロン共鳴)イオン源装置で電子を剥ぎ取り後,加速器に導かれ,高周波印加空洞を通り,電場で光速の10%(3万km/s)まで加速され,標的原子核に衝突する。超重元素は不安定で生成後,自発的に崩壊し,α線を放出し原子番号を2つ減らすか,約半分に割れ核分裂片を生じる。これらのエネルギーや崩壊までの時間(半減期)を測定し崩壊前の原子核が分る。超重元素がどんな化学的性質を有し周期律表の規則性が成立つかの研究が核化学分野で行われている。
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分類 (5件):
分類
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無機化合物一般及び元素  ,  核融合装置  ,  線形加速器  ,  核反応一般  ,  アルファ崩壊 
引用文献 (5件):
タイトルに関連する用語 (3件):
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