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J-GLOBAL ID:201702285197076921   整理番号:17A0537775

グロボシドは歯上皮細胞の分化エナメル芽細胞へのを促進する【Powered by NICT】

Globoside accelerates the differentiation of dental epithelial cells into ameloblasts
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 205-212  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2615A  ISSN: 1674-2818  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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歯冠形態形成は歯原性上皮細胞の増殖と分化により強く調節される。グロボ系スフィンゴ糖脂質であるグロボシド(Gb4)は胚発生器官形成のみならず,歯の発生を含む高度に発現している。Gb4は歯原性上皮細胞の中性脂質画分において優位に発現することを報告した。しかし,歯の発生におけるその機能的役割は不明のままであることから,著者らは歯上皮細胞分化におけるGb4の関与を検討した。Gb4の発現は出生後マウス臼歯と切歯のエナメル芽細胞で検出された。ラット由来の歯上皮細胞系H AT-7細胞を用いた細胞培養分析はGb4は歯上皮細胞増殖を促進しなかったことを明らかにした。興味深いことに,Gb4の外因性投与は歯上皮細胞および発生中の歯胚におけるアメロブラスチン,アメロゲニンとエナメリンのようなエナメル質細胞外マトリックス蛋白質の遺伝子発現を増強した。Gb4はTrkBの発現を誘導し,歯原性上皮細胞におけるエナメル芽細胞誘導に必要とされる重要な受容体の一つである。とは対照的に,Gb4はp75の発現,神経栄養因子(ニューロトロフィン-4を含む)のための受容体と未分化歯原性上皮細胞のマーカーをダウンレギュレートした。添加では,歯原性上皮細胞にGb4の外因性投与は,細胞外シグナル調節キナーゼとp38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼシグナル伝達経路を刺激することを見出した。Gb4はepiprofinとRunx2の発現,アメロブラスチン遺伝子転写の正の調節因子を誘導した。Gb4はエナメル芽細胞に歯原性上皮細胞の分化の促進に寄与することを示唆する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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歯の基礎医学 

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