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J-GLOBAL ID：201702285239512137   整理番号：17A1871514

下垂体における葉ホルモンは小胞体ストレスによるアドリアマイシン誘導性H9c2心筋細胞の損傷機序の研究に対する抑制作用がある。【JST・京大機械翻訳】

IMD protects H9c2 myocardial cells against the toxic injury induced by doxorubicin through suppressing the endoplasmic reticulum stress

著者 (4件)： Wu Sisi (四川大学) ,  Chen Huali (四川大学華西医院公共実験技術中心 四川成都 610041) ,  Ding Yu (四川大学華西医院公共実験技術中心 四川成都 610041) ,  Jiang Wei (四川大学華西医院公共実験技術中心 四川成都 610041)
資料名： Guangdong Yixue  (Guangdong Yixue)
巻： 38  号： 12  ページ： 1800-1804  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2430A  ISSN： 1001-9448  CODEN： GUYIEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:アドリアマイシン(doxorubicin,DOX)により誘導されたH9c2心筋細胞損傷モデルを用いて、下垂体における葉ホルモン(intermedin、IMD)がDOXの心臓損傷を拮抗する薬理学的作用と機序を研究する。【方法】H9c2細胞におけるDOXの心臓損傷モデルを確立した。ブランク対照群,DOX(2μmol/L)モデル群,IMD受容体拮抗剤IMD17-47(1μmol/L)群,およびIMD8-47(10-8,10-6および10-5mol/L)の3つの用量群を,それぞれ,3つの群に分けた。CCK-8法により心筋細胞の活性を測定し、マロンジアルデヒド(MDA)含有量の測定によりH9c2細胞の酸化ストレスレベルを評価し、Western法によりcaspase-3活性化断片と小胞体ストレス関連蛋白質グルコース調節タンパク78(GPR78)の発現レベルを測定した。内在性IMDとその受容体システムのmRNA発現レベルをリアルタイムPCRによって検出した。【結果】対照細胞と比較して,DOX処理は,細胞生存率を有意に減少させ,MDA含有量,カスパーゼ-3活性断片,および小胞体ストレスを増加させた。単純DOX群と比較した。IMD17-47によって誘導された内因性IMDは,細胞生存率を有意に減少させ(P<0.05),MDA含有量(P<0.01),カスパーゼ-3活性化断片,および小胞体ストレスレベルを増加させた(P<0.01)。外因性のIMDの投与は用量依存的にDOX処理細胞の生存率を促進し、細胞のMDA含有量、アポトーシスと小胞体ストレスレベルを低下させた(P<0.05)。さらに、DOX処理は明らかに心臓組織の内因性IMD及びその受容体のmRNA発現を増加させた。結論:DOXは心筋細胞の内因性IMDとその受容体の発現を誘導し、内因性IMDと外因性に与えるIMDはいずれもDOX刺激により増強したIMD受容体システムを通じて、DOX誘導の酸化ストレスと小胞体ストレスレベルを有効に低下させる。それは心筋細胞の生存を促進し、細胞アポトーシスを抑制する保護作用を実現する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 受容体 ,  アポトーシス ,  心臓 ,  *心筋細胞 ,  生存率 ,  保護作用 ,  カスパーゼ ,  リアルタイムPCR法 ,  *小胞体ストレス ,  酸化ストレス ,  タンパク質
準シソーラス用語： 内因性 ,  細胞生存率 ,  mRNA発現 ,  H9c2細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： doxorubicin ,  myocardial injury ,  intermedin ,  intermedin receptor system

分類 (2件)： 循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  内分泌系の疾患  (GL03000I)

タイトルに関連する用語 (9件)： 下垂体 ,  葉 ,  ホルモン ,  小胞体ストレス ,  アドリアマイシン ,  心筋細胞 ,  損傷 ,  研究 ,  抑制作用