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J-GLOBAL ID：201702285252467117   整理番号：17A0930309

マグネシウムの腐食速度に対する圧縮応力の影響

Influence of Compressive Stress to the Corrosion Rate of Magnesium

著者 (2件)： KAWAI Tetsuya (Kanazawa Inst. of Technol., Ishikawa, JPN) ,  TAKANO Noriyuki (Kanazawa Inst. of Technol., Ishikawa, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 713  ページ： 284-287  発行年： 2016年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マグネシウムは高い強度と靭性を有し,人体に対するイオンの影響が低く,さらに皮質骨と近いヤング率を有するため,インプラント材料として注目されている。しかしながら,マグネシウムは人体中で腐食が速いため,骨再生までに劣化する問題がある。腐食速度が圧縮弾性応力下で上昇し,一方で表面に残留応力を与えると低下することが知られているが,詳細は明らかでない。本研究では,69,113および156MPaの圧縮応力下で変形したマグネシウムの腐食挙動を,塩化ナトリウム水溶液中312Kにおいて測定し,腐食と圧縮応力との関係を調べた。腐食速度はMg溶解により発生する水素量により評価した。結果として,圧縮変形がマグネシウムの腐食速度を低下させることを明らかにした。

シソーラス用語： *マグネシウム ,  *医用素材 ,  *圧縮荷重 ,  *塑性変形 ,  圧縮変形 ,  *圧縮応力 ,  腐食試験 ,  *腐食速度 ,  浸漬試験 ,  水素発生反応
準シソーラス用語： インプラント用金属材料 ,  ガス発生量

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： マグネシウム ,  腐食速度 ,  圧縮応力