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J-GLOBAL ID:201702285309511568   整理番号:17A0648852

選別精液を使いこなす 2)利用は技術とコストに課題ありを理解した上で 雌子牛枯渇の主要因は短くなった供用年数

著者 (1件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 86-87  発行年: 2017年06月01日 
JST資料番号: L0973A  ISSN: 0416-6272  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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性選別精液の利用実態を通して酪農生産現場が抱える問題の本質を探った。従来の酪農経営は,牛乳生産と同時に副産物として雄子牛や交雑牛の販売によって乳用肥育経営に肥育素牛を供給してきた。しかし,近年,生産動向は様変わりし,搾乳牛の高泌乳生産と同時に顕在化した繁殖成績の低下と,乳牛の疾病多発による供用年数の短縮化の進行である。こうした結果,酪農経営の子牛生産は市場価格の堅調な交雑牛生産と後継牛生産に特化してきている。さらに後継牛不足の解消のために性選別精液の活用の事態に至っている。酪農畜産業にとってプラス要因ではない乳・肉用牛の高騰について,乳用牛価格の高騰は経営にとって収益拡大に貢献しているが,一方,新規就農者や規模拡大経営にとっては乳牛導入の投資額が負担となっている。性選別精液の活用には低受胎率や性選別育成牛の強健性などに課題があり,コスト面からの検討も必要である。安定した酪農経営確立に向け好況時こそ足元をしっかり固める必要がある。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  繁殖管理 

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