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J-GLOBAL ID：201702285353784208   整理番号：17A1548116

血液透析患者における鼡径部バイパス手術後の人種的不均等【Powered by NICT】

Racial disparities after infrainguinal bypass surgery in hemodialysis patients

著者 (7件)： Arhuidese Isibor (Division of Vascular Surgery, Johns Hopkins Medical Institutions, Baltimore, Md) ,  Arhuidese Isibor (Division of Vascular Surgery, University of South Florida, Tampa, Fla) ,  Wang Sophie (Division of Vascular Surgery, Johns Hopkins Medical Institutions, Baltimore, Md) ,  Locham Satinderjit (Division of Vascular Surgery, Johns Hopkins Medical Institutions, Baltimore, Md) ,  Faateh Muhammad (Division of Vascular Surgery, Johns Hopkins Medical Institutions, Baltimore, Md) ,  Nejim Besma (Division of Vascular Surgery, Johns Hopkins Medical Institutions, Baltimore, Md) ,  Malas Mahmoud (Division of Vascular Surgery, Johns Hopkins Medical Institutions, Baltimore, Md)
資料名： Journal of Vascular Surgery  (Journal of Vascular Surgery)
巻： 66  号： 4  ページ： 1163-1174  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3194A  ISSN： 0741-5214  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 末梢動脈疾患は血液透析(HD)依存性集団における大きな負担となっている。人種は末梢動脈疾患の外科的治療後の転帰の既知の調節因子である。HD患者における鼠径下バイパス手術(IBS)転帰に対する人種の影響の包括的な評価は不足している。本研究では,HD患者の大規模,全国的に代表的なコホートにおける長期IBS転帰に対する人種の影響を評価した。米国腎疾患システムメディケア整合データベースにおける2007年1月と2011年12月間のIBSを受けたすべてのHD患者を検討した。単変量法を用いて,患者の人口統計学的,医学的特性を比較した。Kaplan-Meier,単変量および多変量ロジスティックおよびCox回帰分析は長期移植片開存性,患肢温存,および死亡率を評価するために用いた。5188白色(56%),3354ブラック(36%),と763ヒスパニック系(8%)患者で実施9305IBSsした。これらのうち,4531(49%)であった大腿-膝,3173(34%)であった膝外側,1601(17%)は膝かけい骨バイパスした。ヒスパニック白人と黒人を比較すると,急性移植片不全対16%対15%(P=.03)せず,多変量分析に関する統計的差で14%であった。一次開存率は1年24%対21%対26%で52%対45%対48%は4年(P<.001)であった。原発性支援開存率は1年29%対25%対32%で56%対48%対53%は4年(P<.001)で二次開存率は1年40%対33%対40%で65%対56%対60%は4年(P<.001)であった。患肢温存は1年45%対42%対40%で68%対60%対62%は4年(P<.001)であった。黒人患者は白人患者と比較して,より高い長期生着不全(補正ハザード比[aHR],1.14;95%信頼区間[CI],1.05 1.24;P=.001)および四肢欠損(aHR, 1.27; 95% CI, 1.15 1.40; P<.001)を有していた。対白人ヒスパニックで見られた移植片不全(aHR,0.99; 95% CI,0.89 1.11; P=.89)および四肢欠損(aHR, 1.08; 95% CI,0.94 1.23; P=.28)における差は認められなかった。全原因死亡率は白人と比較して黒人(aHR,0.65; 95% CI,0.60 0.71; P<.001)およびヒスパニック(aHR,0.67; 95% CI,0.59 0.75; P<.001)の間で低かった。大規模研究は,HD患者におけるIBS後の移植片耐久性,患肢温存,および死亡率の多方向人種的格差の存在を確認した。黒人患者は白人とヒスパニック系患者よりも低いグラフト開存性と高い四肢損失を示したが,周術期および長期死亡率は白人患者で高かった。これらの結果によって,これらの差異を除去するためにさらに粒状根本原因分析とそれに続く作用を知らせるべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： アメリカ合衆国 ,  多変量解析 ,  腎臓病 ,  *血液透析 ,  *バイパス ,  回帰分析 ,  *患者 ,  死亡率 ,  データベース ,  移植片
準シソーラス用語： 黒人 ,  白人 ,  ヒスパニック ,  転帰 ,  末梢動脈疾患 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 循環系疾患の薬物療法  (GJ05020M) ,  その他の泌尿生殖器疾患の治療  (GM05040R) ,  循環系の臨床医学一般  (GJ01030V) ,  血液・体液作用薬の臨床への応用  (GW14020X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 血液透析患者 ,  鼡径部 ,  バイパス手術 ,  人種 ,  不均等