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J-GLOBAL ID：201702285419289879   整理番号：17A0216941

住宅用樹脂製窓の高断熱化に関する研究 各種要素技術による断熱性能向上の実現性

STUDY ON THERMAL INSULATED PVC WINDOWS FOR HOUSES Feasibility of insulation performance improvement by various elemental technologies

著者 (8件)： 高田和規 (エクセルシャノン) ,  遠藤卓 (北海道総合研究機構 北方建築総合研) ,  立松宏一 (北海道総合研究機構) ,  村田さやか (北海道総合研究機構) ,  廣田誠一 (北海道総合研究機構) ,  北谷幸恵 (北海道総合研究機構 北方建築総合研) ,  鈴木大隆 (北海道総合研究機構 北方建築総合研) ,  羽山広文 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 732  ページ： 165-173  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 住宅用樹脂製窓の高断熱化に際し,各種要素技術の断熱性能向上効果と最適化,実現性検討を行った。フレーム部の高断熱化に関して還流熱流量計算に基づき田口メソッドを用いて制御因子を評価した。ガラス部の高断熱化に関してペアガラスの中空部へのLow-Eフィルム挿入効果と最適配置,充填ガス別厚み最適化を検討した。それらに基づき各部位の最適条件組合せと窓の断熱性能を算出し,実測により性能検証した。その結果,1)フレーム部に関して,障子・FIX部はフレーム内部断熱材,方立は方立補強材の物性が最適なこと,2)ガラス部は充填ガス別のLow-Eフィルム配置最適化,中空厚みが提案できること,等の知見を得た。

シソーラス用語： *ポリ塩化ビニル ,  *窓 ,  *断熱 ,  最適化 ,  田口メソッド ,  熱通過率 ,  薄膜 ,  複層ガラス ,  検証 ,  制御系要素 ,  実現可能性 ,  住宅 ,  高断熱 ,  コミッショニング ,  改変
準シソーラス用語： *樹脂窓 ,  Low-Eフィルム ,  性能検証

分類 (2件)： 建築物の断熱  (RB01033H) ,  その他の建築部分  (RB03050S)

引用文献 (15件)：

• 1) 新井光一郎 他:高断熱木製サッシの性能に関する研究その2-サッシ全体の断熱性能評価-,日本建築学会技術報告集第21巻第49号,pp1107-1110,2015.10
• 2) ISO 10077-1 : Thermal performance of windows, doors and shutters -- Calculation of thermal transmittance -- Part 1: General, 2006
• 3) ISO 10077-2 : Thermal performance of windows, doors and shutters -- Calculation of thermal transmittance -- Part 2: Numerical method for frames, 2012
• 4) JIS A2102-1:窓及びドアの熱性能-熱貫流率の計算-第1部:一般,(一財)日本規格協会,2015
• 5) JIS A2102-2:窓及びドアの熱性能-熱貫流率の計算-第2部:フレームの数値計算方法,(一財)日本規格協会,2011

タイトルに関連する用語 (7件)： 住宅 ,  窓 ,  高断熱 ,  研究 ,  要素技術 ,  断熱性能 ,  実現性