文献

J-GLOBAL ID：201702285444782172   整理番号：17A1195770

《地中熱利用の最新動向》地中熱ヒートパイプ融雪システム

著者 (2件)： 藤野丈志 (興和) ,  坂東和郎 (興和)
資料名： 建築設備と配管工事  (Heating Piping & Air Conditioning)
巻： 55  号： 12  ページ： 22-26  発行年： 2017年10月05日 
JST資料番号： S0199B  ISSN： 0385-9851  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地中熱をヒートパイプで採熱して路面を融雪する地中熱ヒートパイプ融雪システムを紹介した。同システムは地中から舗装までの熱輸送にヒートパイプを用い,完全メンテナンスフリーで山間道路等の電源のない場所への設置,バス停等のスポット的融雪も可能である。融雪・凍結防止を要する気象条件でのみ作動する自律的自動運転制御機能で,設計降雪強度以上の大雪時にも性能発揮できる。施工はボアホール掘削後にケーシング管を挿入し,数本のヒートパイプを束ねて挿入する。放熱部をスペーサに等間隔で固定し,採熱井戸とヒートパイプの隙間に珪砂を充填する。適用事例として歩道,住宅アプローチ,急勾配上り坂等を挙げた。

シソーラス用語： *地中熱利用 ,  *ヒートパイプ ,  地中熱 ,  路面 ,  *融雪設備 ,  保全性 ,  自律系 ,  自動制御 ,  ボアホール ,  熱放射
準シソーラス用語： 採熱 ,  メンテナンスフリー

分類 (2件)： その他の熱機関  (PB03000N) ,  舗装一般  (RC04010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地中熱利用 ,  最新動向 ,  地中熱 ,  ヒートパイプ ,  融雪システム