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J-GLOBAL ID:201702285445924918   整理番号:17A0281420

TiO2-系粒子を有するPCL複合材料の構造,結晶化速度論および性質に及ぼす粒子モルフォロジーの影響

Impact of particle morphology on structure, crystallization kinetics, and properties of PCL composites with TiO2-based particles
著者 (6件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 445-464  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: H0465B  ISSN: 0170-0839  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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市販の等方性アナターゼTiO2微粒子およびTiO2粉末から実験室で水熱合成した異方性チタン酸塩ナノチューブを各2種の充填量でポリ(ε-カプロラクトン)(PCL)と溶融混合し,一連の複合材料を調製した。これらの複合材料のモルフォロジー,結晶構造および結晶化速度論,レオロジーおよびミクロ機械的性質に及ぼす充填剤の影響を研究した。レオロジー測定から,充填剤によりPCLマトリックスのわずかな分解が誘起されることを確認した。この分解に関連して複合材料の結晶化速度論は充填剤の種類と濃度に依存することが分かった。マイクロインデンテーション硬度測定から,PCLマトリックスの部分分解は複合材料の機械的性能に大きな影響を与えないことが明らかになった。
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