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J-GLOBAL ID：201702285448622579   整理番号：17A0540585

無線LANアクセスポイントにおけるユーザの通信時間を考慮したアクセス制御手法

Access control method considering user transmission time in wireless LAN access point

著者 (3件)： 馬場智也 (和歌山大) ,  藤本章宏 (和歌山大) ,  内尾文隆 (和歌山大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 484(NS2016 157-253)  ページ： 405-410  発行年： 2017年02月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来の公共無線LANサービスでは,ユーザ数に対してチャネル容量が小さいため,ユーザ間で公平なチャネルの共有やサービスレベルに応じた適切な帯域幅をアプリケーションに割り当てることによるサービス品質の確保が問題となる。この問題に対処するため,我々は,時間的公平性を考慮したパケットスケジューリングとアクセス優先制御手法の協調手法を提案している。本稿では,密な環境における先行研究の問題点である時間的公平性制約による過度なパケット廃棄に対処するため,音声トラヒックに関する制約の緩和を行い音声トラヒックのQoSを保証する。さらに,チャネルの利用効率が高いアクセス制御手法を併用することにより,制約緩和により引き起こされる音声以外のトラヒックのスループットの低下に対処する。(著者抄録)

シソーラス用語： *無線LAN ,  *端局 ,  *利用者 ,  *時間 ,  *アクセス制御 ,  通信路容量 ,  資源割付 ,  帯域幅 ,  品質 ,  スケジューリング ,  制御 ,  動作 ,  公平性 ,  通信制御 ,  情報 ,  品質保証
準シソーラス用語： *通信時間 ,  帯域幅割当 ,  サービス品質 ,  パケットスケジューリング ,  優先制御 ,  協調動作 ,  パケット廃棄 ,  音声情報 ,  QoS保証

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  電話・データ通信・交換一般  (ND11010T)

引用文献 (6件)：

• Schulman, Aaron, D. Levin and N. Spring, ′′On the fidelity of 802.11 packet traces,′′ Passive and Active Network Measurement, pp. 132-141, 2008.
• Park, E. Chan, et al. , ′′Improving quality of service and assuring fairness in WLAN access networks,′′ Mobile Computing, IEEE Transactions on, vol. 6, No. 4, pp. 337-350, 2007.
• コンシリ ルアンサイ,藤本章宏,内尾文隆,′′WLANにおけるQoSと公平性を考慮したパケットスケージュリングとアクセス優先制御の協調手法,′′電子情報通信学会技術研究報告.NS, vol.113, No.472, pp.567-572,2014.
• Gupta, Arpit, J. Min and I. Rhee, ′′WiFox: Scaling WiFi performance for large audience environments,′′ Proceedings of the 8th international conference on Emerging networking experiments and technologies, pp. 217-228, 2012.
• HE, Yong, et al, ′′Semi-random backoff: towards resource reservation for channel access in wireless LANs,′′ IEEE/ACM Transactions on Networking (TON), vol. 21, No. 1: pp. 204- 217, 2013.

タイトルに関連する用語 (5件)： 無線LAN ,  アクセス ,  ポイント ,  通信時間 ,  制御手法