過体重および肥満の閉経後女性において,トリグリセリドリッチリポ蛋白質へのアポリポ蛋白質C-I強化は他の移動可能アポリポ蛋白質とは関係なくその血漿クリアランスと正に相関する

WASSEF Hanny; WASSEF Hanny; WASSEF Hanny; BISSONNETTE Simon; BISSONNETTE Simon; BISSONNETTE Simon; DUFOUR Robert; DUFOUR Robert; DAVIGNON Jean; DAVIGNON Jean; FARAJ May; FARAJ May; FARAJ May

文献

J-GLOBAL ID：201702285471916726 整理番号：17A0982810

過体重および肥満の閉経後女性において,トリグリセリドリッチリポ蛋白質へのアポリポ蛋白質C-I強化は他の移動可能アポリポ蛋白質とは関係なくその血漿クリアランスと正に相関する

Enrichment of Triglyceride-Rich Lipoproteins with Apolipoprotein C-I Is Positively Associated with Their Delayed Plasma Clearance Independently of Other Transferable Apolipoproteins in Postmenopausal Overweight and Obese Women

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資料名：
巻： 147 号： 5 ページ： 754-762 発行年： 2017年05月
JST資料番号： E0050A ISSN： 0022-3166 CODEN： JONUA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

アポリポ蛋白質C-I(アポC-I)はリポ蛋白質リパーゼ活性を阻害し,トリグリセリドリッチリポ蛋白質(TRL)クリアランスを遅延させるが,そのTRL代謝と心臓代謝リスクに関連する作用については不明である。本研究ではTRLアポC-IがTRLの食後血漿クリアランス遅延と関係するかを検討した。過体重および肥満の閉経後女性20人に¹³C-トリオレイン標識高脂肪食を与え,6時間後のTRLパラメータの曲線下面積変化を調べた。その結果,アポC-I強化TRLは食後の高トリグリセリド血症およびレムナント蓄積と正に相関したが,アポC-II,アポC-III,アポEとは相関しなかった。空腹時HDLアポC-IはHDLコレステロールとのみ正に相関した。TRLアポC-I減少とHDLアポC-I増加はTRLの食後血漿クリアランス遅延を改善し,ヒトの心臓代謝リスクを低下させると考えられた。

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代謝異常・栄養性疾患一般 , 循環系の臨床医学一般

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