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J-GLOBAL ID:201702285475133994   整理番号:17A0503657

高レベルのγ-グルタミルヒドロラーゼ(GGH)の発現はERG陰性前立腺癌における予後不良に関連する

High-Level γ-Glutamyl-Hydrolase (GGH) Expression is Linked to Poor Prognosis in ERG Negative Prostate Cancer
著者 (24件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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γ-グルタミルヒドロラーゼ(GGH)は細胞増殖,DNA合成,および修復のために細胞内葉酸代謝を調整する普遍的に発現する酵素である。12427の前立腺癌の組織マイクロアレイに対するGGH免疫組織化学を利用することにより,筆者らはGGHの発現が正常前立腺上皮で陰性か低い一方,筆者らの10562の解釈可能な癌の88.3%はGGHの発現を示すことを見出した。GGH染色は癌の49.6%で低い強度として,38.6%で高い強度として見做された。高いGGH発現は,TMPRSS2:ERG融合陽性の癌サブセット(p<0.0001),進行した病理学的腫瘍ステージ,そして高いグリーソン段階(各々p<0.0001)に関連した。更なる解析は,これらの関連が単にERG陰性の癌サブセットにより駆動されること,高いGGH発現がERG陰性癌で初期生化学的再発に弱く関連すること(p<0.0001),そして確立された組織-病理学的パラメーターとは独立であることを明らかにした。更に,GGHの発現は,3p,5q,6q,および10q(PTEN,各々p≦0.01)での再発性欠失の存在を含む遺伝学的不安定性の特徴や,Ki67免疫組織化学により評価されるように加速した細胞増殖(p<0.0001)と関連した。結論として,本研究結果は,中程度の予後関連性を伴うERGサブタイプ特異的分子マーカーとしてGGHを同定し,このことは他の分子マーカーと組み合わせて分析したとき臨床上の関連性を持つかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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泌尿生殖器の腫よう  ,  泌尿生殖器の診断 
タイトルに関連する用語 (5件):
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