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J-GLOBAL ID:201702285480427416   整理番号:17A1432719

統合失調症患者における精神病理学と認知に対する補助的テルミサルタン治療の効果【Powered by NICT】

The effect of adjunctive telmisartan treatment on psychopathology and cognition in patients with schizophrenia
著者 (9件):
資料名:
巻: 136  号:ページ: 465-472  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0544B  ISSN: 0001-690X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】本研究は,統合失調症のオランザピンまたはクロザピンで治療を行った患者における精神病理学と認知に対する補助的テルミサルタンの効果を検討した。【方法】 12週間の無作為化,二重盲検,プラセボ対照試験では,統合失調症または統合失調感情障害と診断された患者は,テルミサルタン(1日1回80mg)またはプラセボを投与した。精神病理学は陽性・陰性症状評価尺度(PANSS)とスケール陰性症状(SANS)の評価を用いて評価し,神経心理学的バッテリーを用いて,認知性能を評価することであった。精神病理学と認知の評価は,ベースラインと12週後に行なった。【結果】五十四人の被験者を無作為化した,43名が研究(22例がテルミサルタン群,プラセボ群では21)を完了した。治療の12週間後,テルミサルタン群はプラセボ群(平均±SD: 4.1±8.1対0.4±7.5P=0.038,SCohenのD=0.57)と比較して,PANSS合計スコアの有意な減少を示した。PANSS得点,SANS全スコア,または認知測定でベースラインからの変化で二群間に有意差はなかった12週間(P>0.100)。【結論】本研究では,テルミサルタンによる補助療法は統合失調症症状を改善する可能性があることを示唆した。より多くの試料数とより長い処理時間による将来の試験が必要である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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精神障害の薬物療法  ,  向精神薬の臨床への応用 
タイトルに関連する用語 (5件):
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