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J-GLOBAL ID:201702285480604822   整理番号:17A1378700

ニューレグリン-1は酸化ストレスと神経炎症に対するマウス小脳を保護する【Powered by NICT】

Neuregulin-1 protects mouse cerebellum against oxidative stress and neuroinflammation
著者 (7件):
資料名:
巻: 1670  ページ: 32-43  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0705B  ISSN: 0006-8993  CODEN: BRREA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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小脳は神経変性疾患における変性変化を受ける。酸化ストレスと神経炎症を含む二つの主要因子が神経変性を仲介する。ニューレグリン-1(Nrg1)は多くの神経変性疾患に関与しているが,基礎となる機構は知られていない。Nrg1は神経変性における酸化ストレスと神経炎症を予防すると仮定した。正常ヒト小脳組織のマイクロアレイにおけるNrg1蛋白質レベルとErbB4とErbB2受容体リン酸化の間に正の相関を見出した。さらに,Nrg1もpErbB4とpErbB2と共局在した。原発性マウス小脳顆粒神経細胞(CGN)は組換Nrg1β(rNrg1β)と組み合わせたH_2O_2またはLPSで処理した。ウエスタンブロット分析および免疫蛍光は,H_2O_2とLPS誘発神経毒性はErbB受容体とAkt1の活性化,およびBcl2/Baxの比,rNrg1βにより逆転したをダウンレギュレートすることを明らかにした。in vivo研究は,マウス小脳におけるLPS誘発神経炎症はpErbB4,pErbB2,pAkt1/Akt1とBcl2/Baxレベルをダウンレギュレートすることを示したが,rNrg1β処理は変化を逆転させた。免疫組織化学とウェスタンブロット解析は,rNrg1βはミクログリア細胞および星状細胞の数とIL1βの発現を減少させることにより神経炎症を軽減することを示した。著者らの結果は,Nrg1はマウス小脳で酸化ストレスと神経炎症から保護する,神経変性疾患に関連した神経炎症の治療への使用の可能性を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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生物学的機能  ,  中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (5件):
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