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J-GLOBAL ID:201702285590606523   整理番号:17A1445095

インフルエンザAウイルス粒子の表面特性に及ぼす生産システムの影響【Powered by NICT】

Influence of the production system on the surface properties of influenza A virus particles
著者 (12件):
資料名:
巻: 17  号: 10  ページ: 1071-1077  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1333A  ISSN: 1618-0240  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,接着性及び懸濁Madin Darbyイヌ腎細胞で産生されたインフルエンザA/Puerto Rico/8/34H1N1ウイルス粒子(VP)は,VPの表面特性それらの凝集挙動に影響する可能性に関するより多くの情報を得るために広い分析ツールボックスを用いて調べた。最初に,凝集挙動の違いを,微分遠心沈降により得られたVPサイズ分布で明らかにし,動的光散乱により確認した。接着細胞で産生されたVPは20mM NaCl,10mMのTris-HCl7.4低塩緩衝液における凝集のレベル増加を示した。これは多量体(五量体までの二量体)の形成を含み,懸濁細胞で産生されたVPは凝集体形成傾向を示さなかった。凝集挙動におけるこれらの違いの原因を調べるために,VP試料はそれらのゼータ電位,表面疎水性,脂質組成,及びそれらの主要VP表面蛋白質血球凝集素のN-グリコシル化に基づいて比較した。ゼータ電位と付着細胞で産生されたVPの疎水性は懸濁細胞で産生されたVPと比較して有意に減少した。両VPシステムの脂質組成はほぼ同一であった。接着細胞で産生されたVPの血球凝集素は,より大きなN-グリカンを含んでいたが,懸濁細胞で産生されたVPはより小さいN-グリカンを含んでいた。これらの結果は,ウイルス表面蛋白質の糖鎖形成の差は,VP疎水性と凝集挙動を特性化し,ワクチンと遺伝子治療のためのウイルス精製プロセスにおける凝集体形成と製品損失を避けるために監視すべきであることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  植物組織・細胞による物質生産 
タイトルに関連する用語 (2件):
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