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J-GLOBAL ID:201702285609427092   整理番号:17A1127155

Fischer-Tropsch合成のためのコバルト担持ゼオライト触媒の性質に及ぼす調製法の影響【Powered by NICT】

Effects of preparation method on the properties of cobalt supported β-zeolite catalysts for Fischer-Tropsch synthesis
著者 (5件):
資料名:
巻: 291  ページ: 124-132  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0363A  ISSN: 0920-5861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Coを担持したゼオライト触媒の性質に及ぼす調製方法の影響を本研究で調べた。Co担持ゼオライト触媒(Co_3O_4として20wt%Co)を含浸(IMP20),初期湿式(IW20),物理的混合(PHY20)と降水量(PCT20)法により調製し,N_2吸着(BET),X線回折(XRD),X線光電子分光法(XPS),H_2熱プログラム還元(H_2TPR),及び透過型電子顕微鏡(TEM)を含む種々の方法で特性化した。Fischer-Tropsch(FT)合成を固定層流通反応器中,230°C及び1MPaにおけるこれら触媒上で行った。XPSとH_2TPR解析から,触媒は金属-担体相互作用の観点からランク付けできることを示唆している:PCT20>IMP20≒IW20>PHY20。一方,還元性に基づいて,触媒は次の順であった:PHY20>IMP20≒IW20>PCT20。FT合成における触媒活性と生成物選択性は,触媒調製法に依存することが分かった。初期湿式法で調製した触媒は,高い液体生産で最も高いCO転化率を示したが,物理的に混合した触媒は,最も低いCO転化率を示した。全ての触媒は主にガソリン領域の液体炭化水素(C_5 C_11)を産生し,i-パラフィン選択性は沈殿法で調製した触媒の場合に60%以上であった。さらに,含浸と初期湿式法で調製した触媒上で生成した液体生成物の組成はお互いに類似していた。このように,本研究の結果は,触媒と同様にFT反応中の触媒活性と生成物選択性の物理化学的特性は触媒調製法に強く依存することを明確に示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の触媒  ,  貴金属触媒 

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