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J-GLOBAL ID:201702285643083952   整理番号:17A0440113

大きな腹部手術後の通常看護による経口栄養耐性に対する多重モード早期経口栄養の比較:前向きランダム化単盲検試験

Comparison of multi-modal early oral nutrition for the tolerance of oral nutrition with conventional care after major abdominal surgery: a prospective, randomized, single-blind trial
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巻: 16  号: Feb  ページ: 16:11 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7032A  ISSN: 1475-2891  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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早期経口栄養(EON)は内臓手術後の内臓機能回復,入院日数,死亡率を改善することが示されている。しかし,早期経口栄養は術後1週間で失敗することが多い。本研究では多重モード早期経口栄養プログラムを消化機能回復と経口栄養耐性に導入した。腹部手術用継続患者スケジュールをEON群または通常看護群にランダムに割り付けた。副次的評価項目は感染合併症治療における転帰と費用効率とした。感染症なしの患者を有効指標とした。107人の患者をランダムに各群に割り付けた。両群のベースライン特性は同様であった。包括解析において術後1週間の経口栄養の成功率は多重EON群では44(83.0%),通常看護群では31(57.4%)であった(P=0.004)。最初の排便および放屁までの時間,腸音の回復時間,術後腸閉塞継続は多重EON群ではすべて少なかった(P<0.05)。術後の平均入院日数は多重EON群では8日(6,12),通常看護群では10日(7,18)であった。治療と栄養支援の総コストも多重EON群の方が少なかった(P<0.001)。有効性は多重EON群と通常看護群でそれぞれ84.9%,79.9%であったが,費用効率それぞれUSD537.6(506.1,589.3),USD637.8(593.9,710.3)であった(P<0.001)。結論として,多重モード早期経口栄養プログラムは腹部手術後1週間の経口栄養耐性改善,入院日数低減,費用効率向上に効果的な方法であった。(翻訳著者抄録)
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消化器疾患の治療一般 

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