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J-GLOBAL ID：201702285649364085   整理番号：17A0498342

13族サラン錯体: 構造研究とラクチド重合

Salan group 13 complexes - structural study and lactide polymerisation

著者 (4件)： Beament James (Department of Chemistry, University of Bath, Claverton Down, Bath BA2 7AY, UK. [e-mail] [e-mail]) ,  Mahon Mary F. ,  Buchard Antoine ,  Jones Matthew D.
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 41  号： 5  ページ： 2198-2203  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,ビピロリジンまたはN,N′-エチレンジアミン骨格を有する一連の13族サラン錯体の調製およびキャラクタリゼーションを開示した。ビピロリジン誘導サラン配位子1H₂については,Al(III)およびGa(III)錯体は固体状態では擬三方二峰性であるが,In(III)錯体は正方形に基づく錐体構造として最もよく記述された。しかし,エチレンジアミン誘導サラン配位子2H₂については,すべての錯体は,それらの構造が実質的に正方形系ピラミッドであった。錯体の溶液挙動をNMR分光法によっても調べ,固相構造が溶液中に維持されることを観察した。錯体を,すべてrac-ラクチドの開環重合のために試験した。In(1)Clにより,制御された重合および狭い分子量分布(1.01~1.08)を,ヘテロタクチックポリラクチドを調製した状態で観察した。試験した条件下で,Ga(III)およびAl(III)錯体は不活性であることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： アルミニウム錯体 ,  ガリウム錯体 ,  *結晶構造解析 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  アルキレンジアミン ,  固相 ,  正方形 ,  錐体 ,  配位子 ,  開環重合 ,  分子量分布 ,  不活性化 ,  インジウム錯体
準シソーラス用語： 重合反応 ,  エチレンジアミン誘導体 ,  固体状態

分類 (2件)： 非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  単独重合  (CG04020S)

物質索引 (3件)： rac-ラクチド ,  6,6′-[[(2R,2′S)-2,2′-ビピロリジン-1,1′-ジイル]ビスメチレン]ビス(2,4-ジ-tert-ブチルフェノール) ,  6,6′-[エチレンビス(メチルイミノメチレン)]ビス(2,4-ジ-tert-ブチルフェノール)

タイトルに関連する用語 (4件)： 錯体 ,  研究 ,  ラクチド ,  重合