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J-GLOBAL ID：201702285762235394   整理番号：17A0578380

409フェライト系ステンレス鋼のミクロ組織と機械的性質に及ぼすM-TIGおよびA-TIG溶接プロセスの影響

Influence of M-TIG and A-TIG Welding Process on Microstructure and Mechanical Behavior of 409 Ferritic Stainless Steel

著者 (3件)： VIDYARTHY R. S. (Indian Inst. of Technol. Roorkee, Uttrakhand, IND) ,  DWIVEDI D. K. (Indian Inst. of Technol. Roorkee, Uttrakhand, IND) ,  VASUDEVAN M. (Indira Gandhi Centre for Atomic Res., Kalpakkam, IND)
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 26  号： 3  ページ： 1391-1403  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 安価で優れた耐食性を有する409フェライト系ステンレス鋼(FSS)は鉄道車両の製造に欠かすことのできない材料である。車両製造では溶接が主たるプロセスとなるが,使用されるTIG溶接は単一パスの溶込深さの低さに課題があった。本研究においては,この課題に対して開発された活性化フラックスを用いるA-TIG溶接と多重パスTIGM(M-TIG)溶接の比較調査を行なった。409FSSに対してSiO₂を活性化フラックスとしたA-TIG溶接とM-TIGを実施し,溶接部の金属組織観察,結晶構造解析および機械的性質(押込硬さ,引張強さおよびシャルピー衝撃強さ)評価を実施した。これらの実験から,A-TIGは優れた溶込,歪み発生の抑制,高い機械的性質をもたらすことを示した。しかしながら,溶接のままでは靭性が低いことから溶接後熱処理は必須の要件であることも示唆した。

シソーラス用語： *ステンレス鋼 ,  *TIG溶接 ,  溶加材 ,  酸化ケイ素 ,  溶込 ,  *引張強さ ,  衝撃強さ ,  押込硬さ ,  焼なまし ,  金属組織
準シソーラス用語： *フェライト系ステンレス鋼 ,  溶接後熱処理

分類 (2件)： 溶接技術  (WC07030G) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： フェライト系ステンレス鋼 ,  ミクロ組織 ,  機械的性質 ,  A-TIG溶接 ,  プロセス