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J-GLOBAL ID:201702285811686689   整理番号:17A1458316

ネスファチン-1は膵臓β細胞における電圧ゲートK~+チャンネルを阻害する【Powered by NICT】

Nesfatin-1 inhibits voltage gated K+ channels in pancreatic beta cells
著者 (15件):
資料名:
巻: 95  ページ: 10-15  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0486A  ISSN: 0196-9781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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食欲抑制神経ペプチドNEFA/ヌクレオビンジン2(NUCB2)/ネスファチン1を含むニューロンは摂食調節に関与する脳領域に分布している。広範な研究によりその生理的機能の増大している知識にもかかわらず,反応の分子機構,その受容体を含む,は不明のままである。NUCB2/ネスファチン- 1は様々な末梢規制,グルコースホメオスタシスを含むに関与している。膵臓β細胞では,NUCB2/ネスファチン- 1はグルコース刺激インシュリン分泌(GSIS)を高めることが報告されているが,その正確な機構は不明のままである。この機構を明らかにするために,著者らは,膵臓β細胞の電気的活性に及ぼすネスファチン-1の影響を測定した。マウス初代β細胞を用いて,著者らは,ネスファチン 1を印加したときのATP感受性K~+(K_ATP)チャンネル電流,電位依存性K~+(Kv)チャンネル電流,およびインシュリン分泌の変化を測定した。ネスファチン-1はKvチャンネルを阻害したが,K_ATPチャンネル活性は影響を受けなかった。ネスファチン-1はインシュリン分泌を増強した同じレベルにKvチャンネル遮断薬テトラエチルアンモニウム(TEA)。ネスファチン-1とTEAを同時に適用したときにはこの効果はさらに促進されなかった。,β細胞におけるKv電流の主要な寄与者であり,Kv2.1チャネルにおける[~125I]ネスファチン-1による阻害結合アッセイを発現するHEK239細胞はKv2.1チャネルにおけるネスファチン-1の結合を示した。Kvチャンネル阻害は高グルコース状態でのインシュリン分泌を増強するので,本データはイオンチャンネルよりも同定されていない受容体の調節を介してGSISを増強に対する,ネスファチン-1の可能性のある機構を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生理活性ペプチド 
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