文献
J-GLOBAL ID:201702285815322331   整理番号:17A0430643

低分子量cis-トランソイドおよびtrans-シソイドポリフェニルアセチレンへのパラジウム触媒フェニルアセチレン重合:展望

Palladium Catalyzed Phenylacetylene Polymerization to Low Molecular Weight cis-Transoidal and trans-Cisoidal Poly(phenylacetylene)s: A Perspective
著者 (1件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 52-64  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: B0889A  ISSN: 1558-3724  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
パラジウム触媒を用いるフェニルアセチレンの重合をレビューした。パラジウム触媒は,主としてcis-トランソイダルおよびtrans-シソイダルポリフェニルアセチレンの混合物を生成し,得られるポリマーは,比較的低分子(Mw:3000~60000Da)である。これは,ロジウムとイリジウム触媒重合で得られるポリマーが主としてcis-トランソイダルの比較的高分子量(Mw>100000Da)であるのと対照的である。重合に使用されるパラジウム触媒を配位子とともに例示するとともに,上記の差異を重合機構から考察した。生成物から,この重合はモノマーの2,1-挿入反応と,炭素-炭素単結合の回転による異性化を含むと推定した。またパラジウム-アルキル鎖のβ-H脱離しやすい傾向が連鎖成長を停止させると結論付けた。異性化と脱離に溶媒メタノールが関与するが,高分子量ポリフェニルアセチレンはメタノール不溶で析出後は影響を受けないことから,メタノール可溶配位子を用いてメタノール中で重合を行うcis-トランソイダルの選択生成を提言した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重合触媒,重合開始剤  ,  貴金属触媒  ,  反応の立体化学  ,  高分子の立体構造 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る