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J-GLOBAL ID:201702285816305474   整理番号:17A0498382

ONSキレート剤を含む新規二核性Ni(II)メタラート:合成,キャラクタリゼーション,DNA結合,DNA切断,蛋白質結合,高酸化活性,抗菌性およびin vitro細胞毒性

New binuclear Ni(ii) metallates containing ONS chelators: synthesis, characterisation, DNA binding, DNA cleavage, protein binding, antioxidant activity, antimicrobial and in vitro cytotoxicity
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 2543-2560  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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3-ケトキシサリチルアルデヒド-4(N)-置換チオセミカルバゾンを含む橋架けビス(ジフェニルホスフィノ)エタンを有する4種の新規錯体を合成し,さまざまな分光法と分析法でキャラクタライズした。ついでそれらのDNA結合,DNA切断,蛋白質結合,抗菌,抗酸化および細胞毒性を調べた。結晶構造から錯体1および4の歪んだ正方形平面形状が明らかになった。これらの錯体はCT-DNAおよびBSAに対する強力な結合剤であり,スーパーコイルDNA pBR322を切断した。これらの錯体は5種の病原菌B.Subtilis,S.Aureus,E.Coli,S.Typhi,およびS.Aurogenosaに対してよい抗菌スペクトルを示した。いずれの錯体も優れた抗酸化性を持ち,従来標準のビタミンCより優れた。これらの錯体は標準シスプラチンに比較して有意に大きいヒト子宮頚癌細胞(HeLa)やヒト乳癌細胞(MCF-7)に対する細胞毒性を示した。ヒト健常ケラチノサイト細胞(HaCaT)に対する非毒性を確認した。これらの化合物はROS(反応性酸素種)仲介アポトーシスを誘導し,これをDCFDA(2′,7′-ジクロロジヒドロ-フルオレセインジアセテート)とFACS(蛍光活性化細胞分別)分析で示した。これらの錯体はMCF-7では<3.4μM,HeLaでは<8.4μMで有効で,シスプラチンの23μMに比べてI<sub>50</sub>値が小であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (6件):
分類
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コバルトとニッケルの錯体  ,  脂肪族尿素・カルバミド酸・グアニジン  ,  有機りん化合物  ,  核酸一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  バイオアッセイ 
物質索引 (6件):
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