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J-GLOBAL ID:201702285827267254   整理番号:17A1629592

ピルビン酸エチルはマウスにおける炎症性関節炎を改善する【Powered by NICT】

Ethyl pyruvate ameliorates inflammatory arthritis in mice
著者 (12件):
資料名:
巻: 52  ページ: 333-341  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ピルビン酸エチル(EP)は,ピルビン酸のエチルエステルであり,抗酸化及び抗炎症効果を有する。本研究は炎症性関節炎におけるEPの治療効果を評価し,根本的な機構を同定することを目的とした。コラーゲン誘導関節炎(CIA)マウスは20mg/kgで溶媒対照あるいはEPで処理し,動物を行った臨床的および組織学的分析。EPの存在下におけるTヘルパー17(Th17)細胞へのマウスCD4~+T細胞の分化をin vitroで調べた。破骨細胞形成に及ぼすEPの効果は酒石酸耐性酸性ホスファターゼ染色により,破骨細胞形成関連遺伝子のmRNAレベルを測定して決定した。高移動度群ボックス1(HMGB1)の発現を,免疫組織化学染色とウェスタンブロット法を用いてEP療法後に評価した。EPはCIAマウスの関節炎の臨床的および組織学的特徴を有意に改善した。EPはCD4~+T細胞の分化を抑制したTh17細胞へ,RORγtの発現を阻害した。マウスおよびヒト単球から破骨細胞および破骨細胞形成マーカーの発生はEPの存在下で有意に減少した。滑膜におけるHMGB1の発現は,EPで処理したCIAマウス,対照CIAマウスと比較して有意に低かった。破骨細胞形成中に,単球からのHMGB1放出はEPの存在で阻害された。EPはIL-17およびHMGB-1の抑制を介して実験的関節炎モデルにおける滑膜炎症と骨破壊を減弱させた。データは,EPが炎症性関節炎の治療,慢性関節リウマチなどの新しい治療薬になることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  白血球,リンパ球 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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