文献

J-GLOBAL ID：201702285848955042   整理番号：17A1326689

土壌有機炭素の組成と構造特性に対するトウモロコシ藁の異なる還元方法の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of different ways of corn stover application to soil on composition and structural characteristics of organic carbon in black soil

著者 (2件)： Dong Shanshan (吉林農業大学資源与環境学院,長春,130118) ,  Dou Sen (吉林農業大学資源与環境学院,長春,130118)
資料名： Nongye Huanjing Kexue Xuebao  (Nongye Huanjing Kexue Xuebao)
巻： 36  号： 2  ページ： 322-328  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2714A  ISSN： 1672-2043  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 黒土の有機炭素の組成と構造特性に及ぼすトウモロコシ藁の異なる返還方法の影響を研究するために,吉林省農業大学の試験区の黒土を研究対象とし,CK(未施用藁),C1(藁の浅い施肥),およびC2(藁の深さ)の3種類の処理を行った。フミン酸組成(Fulvic acid,FA),フミン酸(Humicacid,HA),およびフミン酸(Hmin)を含むフミン酸の抽出によって,HAサンプルを抽出した。それらの元素組成,赤外スペクトル,および示差熱特性を測定することによって,それらの構造を特性評価した。結果は以下を示した。藁還元は土壌及び腐植質画分の有機炭素含有量を増加させ,土壌腐植質(PQ)の含有量は腐植質中のHA含有量の増加により有意に増加した。CKと比較して,C1処理の表層(0~20cm)のSOC,HA,FAおよびHMの有機炭素含有量は,それぞれ21.8%,27.3%,11.5%および30%増加した。C_2処理(20~40cm)におけるSOC,HA,FAおよびHMの有機炭素含有量は,それぞれ26.3%,32%,13.4%および31.9%C1およびC2処理により増加し,HAの酸化度,縮合度および熱安定性は減少した。脂肪族炭化水素と芳香族炭素の含有量は増加し,構造は単純化される傾向があった。これらの変化はC1処理において主に表層に現れ、CKと比べ、C1処理表層HAの(O+S)/C比は11.3%低下し、I2920/I1620の比率は23.4%増加した。C2処理は主に亜表層のHA構造の変化であり、CKと比べ、C2処理の亜表層HAの(O+S)/C比は9.1%低下し、I2920/I1620の比率は23%増加した。この研究の結果は、土壌の施肥メカニズムを解明し、わらの畑の実践を指導する上で重要な意義がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 表層 ,  施肥 ,  脂肪族炭化水素 ,  熱特性 ,  *有機炭素 ,  フミン酸 ,  *土壌有機炭素 ,  キャラクタリゼーション ,  農業 ,  *構造特性 ,  熱安定性 ,  赤外スペクトル
準シソーラス用語： 亜表層 ,  元素組成 ,  黒土 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： corn stover ,  different application ways ,  soil organic C composition ,  structural characteristics

分類 (1件)： 土壌化学  (FB04040C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 土壌有機炭素 ,  組成 ,  構造特性 ,  トウモロコシ ,  藁 ,  還元