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J-GLOBAL ID:201702285895407251   整理番号:17A1381368

ウシ子宮内膜における発情周期を通したPPAR発現【Powered by NICT】

PPAR expression throughout the oestrous cycle in the bovine endometrium
著者 (4件):
資料名:
巻: 100  ページ: 88-94  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1189A  ISSN: 0093-691X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)は三つのイソ型:PPARα,PPARβ/δ及びPPARγから構成されている核受容体のファミリーである。PPARγ(1および2)の二種類のイソ型の比は,両種および組織間で変化した。PPARの活性は,多くの内在性化合物により修飾されるが,アラキドン酸(AA),そのエイコサノイド代謝物と合成配位子を含む。多くの研究は,PPARは生殖に重要であることを明らかにした。PPAR発現のプロファイルは,発情周期のある日中のウシ子宮内膜における変化することを仮定した。本研究の目的は,発情周期を通したウシ子宮内膜におけるPPARα,PPARβ/δとPPARγの免疫学的局在,mRNA発現および蛋白質発現を決定することであった。子宮内膜組織が発情周期の0日目(発情相,n=0~6),2 5(黄体期初期,n=0~6),8 12(中期黄体期,n=6),15 17(後期黄体期,n=6)と19 21(卵胞期,n=0~6)の未経産牛の死後を得た。PPAR免疫局在性は,免疫組織化学を用いて子宮内膜で測定した。mRNAと蛋白質発現は,リアルタイムPCRとウエスタンブロットにより評価した。結果は,一方向ANOVAの後にBonferroni試験により統計的に解析した。免疫局在性は発情周期を通したウシ子宮内膜構造におけるPPARα,PPARβ/δとPPARγの蛋白質発現を明らかにした。PPARγ_1mRNAと蛋白質発現は,発情周期の日に依存して組織で変動したが,PPARαとPPARβ/δの転写物と蛋白質レベルは発情周期中に有意差を示さなかった。発情期で最高PPARγ_1mRNA発現および中期黄体期で最も低い発現を観察した。後期黄体期および卵胞期の間,PPARγ_1のmRNAと蛋白質発現は発情周期の初期黄体と黄体相と比べて類似したレベルで検出された。全体的な結果は,子宮内膜組織におけるPPARα,PPARβ/δとPPARγの存在を示したが,PPARγ_1のみのmRNAと蛋白質発現は,発情周期,特に発情期と黄体期を通して変化した。我々の所見は,卵巣ステロイドの変化の結果である可能性があることを発情周期のウシ子宮内膜および段階におけるPPARの発現の間の関係を示唆している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  細胞膜の受容体 
タイトルに関連する用語 (5件):
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