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J-GLOBAL ID：201702286015273425   整理番号：17A0499493

単一エーロゾル粒子の蒸気相振動に対する周波数依存性応答およびその拡散係数測定への応用

The frequency-dependent response of single aerosol particles to vapour phase oscillations and its application in measuring diffusion coefficients

著者 (3件)： Preston Thomas C. (Department of Atmospheric and Oceanic Sciences and Department of Chemistry, McGill University, 805 Sherbrooke Street West, Montreal, QC, Canada H3A 0B9. [e-mail]) ,  Davies James F. ,  Wilson Kevin R.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 5  ページ： 3922-3931  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単一エーロゾル粒子の凝縮相中の拡散測定の新しい方法を提案し実証した。本技術は二成分系粒子の一つの化学組成の蒸気相振動に対する振動数依存性の応答に基づく。この物理的状況が典型的には非線形の境界値問題をいかに線形境界値問題への近似を可能にするかを考察した。エーロゾル粒子水溶液についてこの線形問題の閉じた形の解析解の精度を完全な数値解との比較により調べた。続いて囁き回廊モード実験により水溶液粒子の相対湿度振動に対する周波数応答を追跡し,拡散係数を水活性の関数として決定した。拡散係数の測定値を2種の公知の実験;(1)環境の相対湿度の段階的変化後の粒子の水吸着/脱着の分析,(2)粒子と蒸気相との水同位体交換,による文献値と比較した。本技術は二つの有利な特徴をもち,その第一は吸着/脱着実験に比べて,あてはめにおける境界値問題の数値的推算なしに閉じた形の記述が可能であり,第二は同位体交換実験とは異なり標識化合物を必要としないことである。従って,周波数依存性実験はこれら二つの一般的に使用される方法の利点を保持しながら,それらの欠点を回避できる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *エアロゾル ,  二成分系 ,  *拡散係数 ,  境界値問題 ,  近似法 ,  水溶液 ,  振動モード ,  *相対湿度 ,  *振動応答 ,  周波数応答
準シソーラス用語： 凝縮相 ,  線形近似 ,  囁き回廊モード

分類 (2件)： 液体の輸送現象一般  (BL06011A) ,  エーロゾル  (CB11030Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： エーロゾル粒子 ,  蒸気相 ,  周波数依存性 ,  応答 ,  拡散係数 ,  応用