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J-GLOBAL ID：201702286028223204   整理番号：17A0306095

設計段階から考えるWeb戦略-Web戦略の効果検証とSEO対策の検討ポイント-

著者 (1件)： 内原奈津子 (NRIネットコム)
資料名： ITソリューションフロンティア  (IT Solutions Frontier)
巻： 34  号： 3  ページ： 24-27  発行年： 2017年02月20日 
JST資料番号： L5014A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Webサイトの構築では機能やコンテンツの設計が優先されやすいが,戦略に合ったWeb戦略の効果検証や集客施策である検索エンジン最適化(SEO)対策を実現できないと,大きなビジネス上の機会損失につながる。本論文では,自社製品を販売するEC(Electronic Commerce)サイトを例に,販売チャネル全体を見据えたWeb戦略の策定と効果検証のポイントを示した。まず,自社のWebサイトの位置付けをIT(Information Technology)部門だけでなく,関連するステークホルダーを含めて検討し,経営層に効果を伝えるために事業への貢献度を客観的に見られる指標(KPI)を計測する必要がある。具体的には,ユーザの行動プロセスに必要な施策方針を検討し,ユーザが行動したときに変動する事象をKPIとして設定することで機会損失の課題を抽出できるので,KPIの取得方法を検討しておく必要がある。また,1)戦略検証,2)ユーザ像・各施策方針検証,3)具体施策検証,4)数値把握・急変把握といったKPIごとに導かれる改善施策のレベルに応じて,検証サイクルを設計すべきことを論じた。次に,自社のビジネスにマッチするユーザに検索サイトで正しく自社を認識させるために必要なSEO対策として,i)ユーザ検索体験の最適化,ii)動的ページにおける検索エンジン対応,iii)表示速度の向上を挙げた。

シソーラス用語： *最適化 ,  *Web【情報システム】 ,  評価試験 ,  システム評価 ,  コンテンツ ,  *情報技術 ,  経営者 ,  指標 ,  *事業 ,  *経営管理 ,  情報検索 ,  経験 ,  検索エンジン
準シソーラス用語： *IT ,  *SEO ,  テークホルダー ,  *ビジネス ,  体験 ,  表示速度 ,  評価指標

分類 (3件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  その他のオペレーションズリサーチの手法  (KA03070E) ,  経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (8件)： 設計 ,  段階 ,  Web ,  戦略 ,  検証 ,  SEO ,  対策 ,  ポイント