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J-GLOBAL ID：201702286077082926   整理番号：17A0518479

2つのポリオキシ化シンナモイルクマリン誘導体とヒト血清アルブミンとの間の分子間相互作用についての洞察

Insights into the molecular interaction between two polyoxygenated cinnamoylcoumarin derivatives and human serum albumin

著者 (7件)： Khammari Anahita (Institute of Biochemistry and Biophysics and Center of Excellence in Biothermodynamics, University of Tehran, P.O. Box 13145-1384, Tehran, Iran. [e-mail]) ,  Saboury Ali Akbar ,  Karimi-Jafari Mohammad Hossein ,  Khoobi Mehdi ,  Ghasemi Atiyeh ,  Yousefinejad Saeed ,  Abou-Zied Osama K.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 15  ページ： 10099-10115  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： をヒト血清アルブミン(HSA)に関する配位子結合研究は,薬物候補の薬理学的特性を決定する際に重要である。ここでは,クマリン-カルコンハイブリッドの2つの代表選び,熱力学的方法,スペクトル分解法,および分子レベルでの計算法によって,それらの結合メカニズムを同定した。分光学的手法を用いて結合パラメーターを得た。その結果は,HSAのサブドメインIIAのTrp214残基の近くに位置する1つのポケットのみを指している。タンパク質の三次構造は,配位子結合の間に変化し,より強い配位子結合相互作用を生成する中間構造を形成した。HSA結晶構造のドッキング及び分子動力学(MD)シミュレーションにより初めに配位子の最良の結合様式を推定した。残基相互作用エネルギーをMD曲線上でも算出した。水素結合とvan der Waalsの寄与が支配的であった結合の性質についての実験的結果と理論的結果との間の合理的な一致を見出した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *分子間相互作用 ,  *血清アルブミン ,  *ラクトン ,  *芳香族縮合化合物 ,  三次構造 ,  タンパク質 ,  計算機シミュレーション ,  水素結合 ,  van der Waals力 ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： *クマリン誘導体 ,  ヒト血清アルブミン ,  蛋白質三次構造 ,  *分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 分子間相互作用  (BH07020P) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (3件)： 3-[(E)-3-(2,3-ジメトキシフェニル)アクリロイル]-7-ヒドロキシクマリン ,  3-[(E)-3-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)アクリロイル]-6-ヒドロキシクマリン ,  3-(1-フェニル-3-オキソブチル)-4-ヒドロキシクマリン

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリオ ,  誘導体 ,  ヒト血清アルブミン ,  分子間相互作用 ,  洞察