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J-GLOBAL ID：201702286262122933   整理番号：17A1311155

ケルセチンと桑色のESI-MSの間の熱分解挙動の比較分析を行った。【JST・京大機械翻訳】

Analysis and Comparison on Fragmentation Behavior of Quercetin and Morin by ESI-MS

著者 (3件)： Yin Zhihui (佳木斯大学薬学院,黒竜江佳木斯,154007) ,  Sun Zhanghai (佳木斯大学薬学院,黒竜江佳木斯,154007) ,  Fang Hongzhuang (佳木斯大学薬学院,黒竜江佳木斯,154007)
資料名： Fenxi Ceshi Xuebao  (Fenxi Ceshi Xuebao)
巻： 36  号： 2  ページ： 205-211  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2395A  ISSN： 1004-4957  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： エレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI-MS)による陰イオンモードにおけるクエルセチンとクワ色素の熱分解挙動を,量子化学的方法によって解析した。密度汎関数理論(Density functional theory,DFT)により、B3LYP/6~31G(d)レベルで、ケルセチンとクワ色素の分子空間構造を最適化し、安定な幾何構造と脱プロトン化部位を確定した。RB3LYP/6-31+G(2d,2p)レベルで,相対的フラグメンテーション電圧下の二次質量スペクトルにおけるフラグメントイオンが安定状態にあるときのエネルギーを計算した。準分子イオンの安定構造を比較することによって、基底組の重ね合わせ誤差(Basis set superposition error、BSSE)によって校正した結合解離エネルギー(Bond dissociation energy,BDE)を比較した。質量スペクトルのフラグメンテーション過程を導出した。結果は以下を示した。ケルセチンの安定な配置はA,B,C環が同じ平面にあり,クワ色素上の2’-OHはB環とAC環の間に一定の角度を反転させ,二面角D(1,2,1′,6′)は-134.662°であった。ケルセチンとクワの色素の質量スペクトルは,主にC環の環開裂により生じ,多くの開裂モードを有し,亀裂の順序は以下の通りであった。1,2の開裂,0,2の開裂,1,3の開裂,1,4の開裂と0,4の開裂,それぞれフラグメントイオン1,2A,0,2A,1,3A-,1,4A-と0,4A-,1,4A-と0,4A-,1,4-Aと0,4A-,1,4A-,1,3A-,1,4A-,および2-OHの存在によって分解された,それらの分解が促進された。本研究はフラボノール類化合物の質量スペクトルの分解規則をさらに明らかにするために理論的根拠を提供した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 二面角 ,  量子化学 ,  アニオン ,  開環反応 ,  質量スペクトル ,  密度汎関数法 ,  *エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  立体構造 ,  *熱分解 ,  解離エネルギー ,  フラグメンテーション ,  色素 ,  安定構造 ,  最適化
準シソーラス用語： フラグメントイオン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： flavonol ,  quantum chemistry ,  electrospray ionization mass spectrometry (ESI-MS) ,  fragmentation behavior

分類 (1件)： 質量分析  (CC03013N)

タイトルに関連する用語 (5件)： ケルセチン ,  桑 ,  熱分解 ,  挙動 ,  比較分析