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J-GLOBAL ID:201702286274171591   整理番号:17A1703630

B65神経芽細胞腫細胞に対するグルコース-6-りん酸デヒドロゲナーゼ発現の増加を介して抗酸化剤としてのリキリチンの神経保護効果【Powered by NICT】

Neuroprotective effect of liquiritin as an antioxidant via an increase in glucose-6-phosphate dehydrogenase expression on B65 neuroblastoma cells
著者 (10件):
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巻: 815  ページ: 381-390  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Glycyrrhiza(カンゾウの根と根茎)はハーブ栄養補助食品及び漢方薬として広く使われている。添加では,Glycyrrhizaが生物学的効果,抗ウイルス,抗炎症,免疫調節,抗腫瘍と神経保護効果のような種々の化合物を含むことが知られている。Glycyrrhizaにおける種々の化合物の中で,生物学的活性を示す活性化合物はグリチルリチン,グリチルレチン酸,グラブリジン,licochalconesとリキリチンを含むと考えられている。本研究では,セロトニン作動性ニューロン由来のB65神経芽細胞腫細胞に及ぼすこれらの化合物の三(グリチルリチン,リキリチン,イソリキリチン)の生物学的影響を調べた。これら三化合物の中で,リキリチンアピオシドだけがB65神経芽腫細胞の増殖を促進した。とは対照的に,グリシルリジンおよびイソリキリチン,特に高濃度では細胞毒性効果を持っていた。細胞は種々の細胞毒性薬で処理し,リキリチンは用量依存的にメナジオン硫酸水素ナトリウムにより誘導された細胞毒性を改善することができた。もホスホ-p44/42マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ,サイクリン関連蛋白質とグルコース-6-りん酸デヒドロゲナーゼの発現レベル,ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドりん酸を評価することにより細胞生存に及ぼすリキリチンの影響を調べた。リキリチン処理下で,グルコース-6-りん酸デヒドロゲナーゼの蛋白質発現レベルは用量依存的に増加した。対照的に,サイクリン関連蛋白質の蛋白質発現レベルはリキリチン処理下で全く変化しなかった。これらの結果は,甘草に含まれる,リキリチンはグルコース-6-りん酸デヒドロゲナーゼの蛋白質発現レベルを増加させることによって細胞生存を増強するかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 

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