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J-GLOBAL ID：201702286277153917   整理番号：17A1771179

粘弾性表面上のスティックスリップ中の濡れリッジの自発展開【Powered by NICT】

Self-spreading of the wetting ridge during stick-slip on a viscoelastic surface

著者 (4件)： Park S. J. (X-ray Imaging Center, Department of Materials Science and Engineering, Pohang University of Science and Technology, 77 Cheongam-Ro, Nam-Gu, Pohang 37673, South Korea. [e-mail]) ,  Bostwick J. B. ,  De Andrade V. ,  Je J. H.
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 13  号： 44  ページ： 8331-8336  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 軟質固体の動的濡れ挙動は細胞-基材相互作用から複雑な生物学的プロセスを解釈するために重要である。過去半世紀にわたる集中的な研究にもかかわらず,広がり挙動の根底にある機構は明確に理解されていない。ソフトマターの濡れの最も興味ある特徴は,「濡れリッジ」,弾性と毛管現象間の競合による表面変形の形成である。三相接触線で形成された濡れリッジの動力学を,動的濡れ挙動の基礎をなすが,間接観測の制約のため大部分がほとんど調査されていないままである。,直接X線顕微鏡を用いた粘弾性表面上の連続とスティックスリップ運動時の濡れリッジ動力学を可視化した。驚くべきことに,著者らはリッジはスティック中に自然に広がり,接触線ピン止めを弱めるリッジ形状を変化させることによって接触線脱ピン止め(スティック滑り転移)を誘発することを発見した。最後に,「粘弾性制動」,「スティックスリップ」,リッジ動力学を通した「stick breakingの広がり挙動を明らかにした。スティック-ブレーキングでは,リッジ拡散が起こらず,接触線ピン止め(ヒステリシス)は,カスプ曲げにより増強されるリッジ先端での微視的平衡を保持している。軟質固体上の拡散挙動の理解を推進と軟質固体と同様に不可解な生物学的問題に対する種々の動的濡れ挙動を明らかにするX線顕微鏡の値を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *弾性 ,  毛管現象 ,  *濡れ ,  X線顕微鏡 ,  ヒステリシス ,  *スティックスリップ ,  可視化 ,  軟質材料 ,  相互作用 ,  *粘弾性 ,  形態 ,  ピン止め
準シソーラス用語： 脱ピン止め ,  接触線 ,  軟質 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 粘弾性 ,  スティックスリップ ,  濡れ ,  リッジ ,  展開