文献

J-GLOBAL ID：201702286341495613   整理番号：17A1286871

新規弱塩基性陰イオン交換樹脂によるベンゼンスルホン酸の吸着挙動【JST・京大機械翻訳】

Adsorption behavior of benzenesulfonic acid by novel weakly basic anion exchange resins

著者 (4件)： Yue Sun (DEPARTMENT OF MUNICIPAL ENGINEERING,SOUTHEAST UNIVERSITY,NANJING 210096,CHINA) ,  Peng Zuo (DEPARTMENT OF MUNICIPAL ENGINEERING,SOUTHEAST UNIVERSITY,NANJING 210096,CHINA) ,  Junfen Luo (DEPARTMENT OF MUNICIPAL ENGINEERING,SOUTHEAST UNIVERSITY,NANJING 210096,CHINA) ,  Rajendra Prasad Singh (DEPARTMENT OF MUNICIPAL ENGINEERING,SOUTHEAST UNIVERSITY,NANJING 210096,CHINA)
資料名： Journal of Environmental Sciences (China)  (Journal of Environmental Sciences (China))
巻： 54  号： 4  ページ： 40-47  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0313A  ISSN： 1001-0742  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2つの新しい弱塩基性陰イオン交換樹脂(SZ-1とSZ-2)を,それぞれ,マクロ多孔性クロロメチル化ポリスチレン-ジビニルベンゼン(Cl-PS-DVB)ビーズのジシクロヘキシルアミンとピペリジンとの反応によって調製した。得られた樹脂の物理化学的構造をFourier変換赤外分光法と細孔径分布分析を用いて特性化した。ベンゼンスルホン酸(BA)に対するSZ-1とSZ-2の吸着挙動を評価し,一般的な市販の弱塩基性陰イオン交換体D301も比較目的のために用いた。吸着挙動に及ぼす吸着等温線と溶液pH,温度,および共存する競争無機塩(Na2SO4とNaCl)の影響を研究し,最適脱着剤を得た。BAの吸着等温式はLangmuirモデルにより良く表現されることが分かった。△H,△Gおよび△Sを含む熱力学的パラメータも計算し,その結果は吸着が発熱および自発的プロセスであることを示した。市販のアニオン交換体D301との比較により,2つの新しい樹脂上の硫酸塩に対するBA吸着の選択性の増強が観察された。BAを負荷した試験樹脂は,NaCl溶液によって効率的に再生できるという事実は,可逆的な吸着プロセスを示す。機構的な観点から,この観察は,静電相互作用が支配的な吸着機構であることを明確に示唆する。さらに,カラム試験の結果は,SZ-1がD301より良い吸着特性を有し,それが潜在的な工業的応用のためのSZ-1の実現可能性を強化することを示した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： キャラクタリゼーション ,  *吸着 ,  脱着 ,  *塩基性 ,  静電相互作用 ,  粒状材 ,  *陰イオン交換樹脂 ,  吸着等温式 ,  細孔径分布 ,  塩化ナトリウム ,  硫酸塩 ,  スルホン酸 ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： 吸着機構 ,  熱力学パラメータ ,  Langmuirモデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Benzenesulfonic acid ,  Weakly basic anion exchange resin ,  Adsorption ,  Desorption

分類 (3件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  固-液界面  (CB12050B) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (1件)： ベンゼンスルホン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 弱塩基性 ,  陰イオン交換樹脂 ,  ベンゼンスルホン酸 ,  吸着 ,  挙動