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J-GLOBAL ID:201702286372193677   整理番号:17A1714430

クモアセチルコリン結合蛋白質:昆虫nAChRsとネオニコチノイドの間の相互作用を研究するための代替モデル【Powered by NICT】

Spider acetylcholine binding proteins: An alternative model to study the interaction between insect nAChRs and neonicotinoids
著者 (3件):
資料名:
巻: 90  ページ: 82-89  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アセチルコリン結合蛋白質(AChBP)はニコチン性アセチルコリン受容体(nAChRs)の細胞外ドメインの相同体であり,nAChRの研究のためのモデルとして役立つ。特に,それらの異種発現の困難さのため制限されていることを無脊椎動物nAChRsに関する研究はAChBPの発見の恩恵を受けてきた。これまで,AChBPは水生軟体動物,ネオニコチノイドに対して低感度,昆虫nAChRを標的とする殺虫剤を示すだけで特性化した。しかし,AChBPも配列と組織発現解析に基づくクモで見られた。ここでは,キクヅキコモリグモ(Pardosa pseudoannulataにおける五AChBPサブユニット,イネ害虫に対する捕食者敵を報告した。クモAChBPサブユニットは軟体動物AChBPサブユニットと比較して両昆虫と哺乳類のnAChRサブユニットと高い配列類似性を共有していた。キクヅキコモリグモ(Pp AChBP)のAChBP1サブユニットはSf9細胞で発現させた。Lymnaea stagnalisからLs AChBPも比較のために発現させた。両AChBPでは,サブユニット当たり一つの配位子部位は二個の隣接するサブユニット間の各界面で存在した。ネオニコチノイドは,Ls AChBPよりPp AChBPの高い親和性(K,DまたはK_i値に基づく7.9 18.4倍)を有していたが,エピバチジンとα-ブンガロトキシンはLs AChBPに対してより高い親和性を示した。これらの結果は,クモAChBPは昆虫のnAChRsとネオニコチノイドの間の相互作用を研究するための代替モデルとして使用できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  細胞膜の受容体 

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