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J-GLOBAL ID：201702286415300763   整理番号：17A0972159

B型肝炎ウイルスによる母体の妊娠前感染と早産のリスク:集団ベースのコホート研究【Powered by NICT】

Maternal pre-pregnancy infection with hepatitis B virus and the risk of preterm birth: a population-based cohort study

著者 (6件)： Liu Jue (Department of Child, Adolescent and Women’s Health, School of Public Health, Peking University, Beijing, China) ,  Zhang Shikun (Department of Maternal and Child Health, National Health and Family Planning Commission of the People’s Republic of China, Beijing, China) ,  Liu Min (Department of Epidemiology and Biostatistics, School of Public Health, Peking University, Beijing, China) ,  Wang Qiaomei (Department of Maternal and Child Health, National Health and Family Planning Commission of the People’s Republic of China, Beijing, China) ,  Shen Haiping (Department of Maternal and Child Health, National Health and Family Planning Commission of the People’s Republic of China, Beijing, China) ,  Zhang Yiping (Department of Maternal and Child Health, National Health and Family Planning Commission of the People’s Republic of China, Beijing, China)
資料名： Lancet Global Health  (Lancet Global Health)
巻： 5  号： 6  ページ： e624-e632  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3112A  ISSN： 2214-109X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 早産は5歳未満の小児における小児の死亡の主要な原因である。先進国における大規模コホート研究では,母親のB型肝炎ウイルス感染は早産と関連していることを示したが,中国と他の発展途上国からの少しの信頼できる証拠であり,B型肝炎ウイルス有病率は中間または高い。,早産および初期早産の妊娠前B型肝炎ウイルス感染とリスクの間の関係を調べるために本研究を設計した。2010年1月1日,2012年12月31日の間に,国立自由妊娠前健診プロジェクトに参加した中国の220郡から単胎出生児を受けた21 49歳489965農村女性からのデータを用いた集団ベースコホート研究を行った。参加者はB型肝炎ウイルス感染の妊娠前状態に基づいて三群に分けた:B型肝炎ウイルス(対照群)であったHBs抗原陽性女性とH BeAg陰性(曝露群1)非感染女性としたHBsAgとH BeAg正の両方の女性(曝露群2)。主要転帰は早産(妊娠37週未満)であった。ログ二項分布回帰を用いて妊娠前B型肝炎ウイルス感染の女性,および初期早産(妊娠34週未満)のリスクの早産の調整リスク比(aRR)を推定した。489965人の女性が登録基準に合致した,本研究で含めた;,20827(43%)はB型肝炎ウイルスに感染していた。B型肝炎ウイルスに感染しなかった女性と比較して,HBsAg陽性およびHBeAg陰性の女性では,早産(aRR 126, 95% CI 118 134)の26%リスクが高かったとしたHBsAgとH BeAg正の両方の女性は早産(aRR 120, 108 132)の20%より高いリスクを有していた。B型肝炎ウイルスに感染しなかった女性と比較して,HBsAg陽性およびHBeAg陰性女性は早期早産(妊娠34週未満;aRR118104 134)の18%より高いリスクを発症したHBsAgとH BeAg正の両方の女性は早期早産(aRR 134, 110 161)の34%高いリスクを有していた。母親の妊娠前のB型肝炎ウイルス感染は早産および初期早産のより高いリスクと関連していた。これらの関連性は,ベースライン特性により定義された参加者のサブグループで類似していた。母子感染に加えて,B型肝炎ウイルスに感染した女性における早産の危険性は無視すべきではない。妊娠前のB型肝炎ウイルス感染の早期検出に焦点を当て,妊娠前と妊娠中のB型肝炎ウイルスに感染した女性のための適切な医学的介入を提供する包括的プログラムは母親と新生児の転帰を改善し,子供の死亡率を低減するのに役立つであろう。中国関連母子保健研究。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 発展途上国 ,  *感染 ,  母児感染 ,  *B型肝炎ウイルス ,  罹患率 ,  *コホート研究 ,  女性 ,  健康診断 ,  子供 ,  死亡率 ,  中華人民共和国 ,  *妊娠 ,  母子衛生
準シソーラス用語： B型肝炎ウイルス感染 ,  *母体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 公衆衛生  (GB02000X) ,  生殖生理一般  (EJ15010E) ,  感染症・寄生虫症一般  (GD01010H) ,  感染症・寄生虫症の治療  (GD01030D) ,  消化器の疾患  (GH03000W)

タイトルに関連する用語 (9件)： B型肝炎ウイルス ,  母体 ,  妊娠 ,  感染 ,  早産 ,  リスク ,  集団 ,  コホート ,  研究