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J-GLOBAL ID：201702286463395885   整理番号：17A1955915

Biological laserの開発と生命科学への応用

著者 (1件)： 迫田憲治 (大阪市大 大学院理学研究科)
資料名： 分光研究  (Journal of the Spectroscopical Society of Japan)
巻： 66  号： 5  ページ： 167-169  発行年： 2017年10月15日 
JST資料番号： F0007A  ISSN： 0038-7002  CODEN： BUKKAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生体レーザ(Biological laser)は光共振器やレーザ媒質が生体分子や生体親和性の高い物質で構成されている。最初に実現した蛋白質レーザについて解説した。その後細胞内マイクロレーザが開発された。ポリフェニルエーテルPPEを細胞質に注入し,ナノ秒パルス光で励起するとレーザ発振が観測された。細胞内に元から存在する脂肪滴に脂溶性色素を導入した「脂肪滴光共振器」からのレーザ発振も観測された。

シソーラス用語： *レーザ ,  *ライフサイエンス ,  オルガネラ ,  *光共振器 ,  レーザ発振 ,  ポリエーテル ,  細胞質
準シソーラス用語： 低出力レーザ ,  *バイオロジカルレーザ ,  *生体レーザ ,  脂肪滴 ,  マイクロレーザ

分類 (1件)： レーザ一般  (BD04030T)

引用文献 (5件)：

• 霜田光一:分光研究 66,3(2017).
• M. C. Gather, and S. H. Yun : Nat. Photonics, 5, 406 (2011).
• M. Humer, and S. H. Yun: Nat. Photonics, 9, 572 (2015).
• M. L. Gorodetsky, and A. E. Fomin: IEEE J. Set. Topics Quantum Electron. 12, 33 (2006).
• M. Humer, and S. H. Yun: Optica, 4, 222 (2017).

タイトルに関連する用語 (4件)： LASER ,  開発 ,  生命科学 ,  応用