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J-GLOBAL ID：201702286673464984   整理番号：17A1828741

ネコにおける眼黒色腫の変異解析と遺伝子発現プロファイリング【Powered by NICT】

Mutation analysis and gene expression profiling of ocular melanomas in cats

著者 (4件)： Rushton J. G. (Department for Companion Animals and Horses, Vetmeduni Vienna, Vienna, Austria) ,  Ertl R. (VetCore Facility for Research, Vetmeduni Vienna, Vienna, Austria) ,  Klein D. (VetCore Facility for Research, Vetmeduni Vienna, Vienna, Austria) ,  Nell B. (Department for Companion Animals and Horses, Vetmeduni Vienna, Vienna, Austria)
資料名： Veterinary and Comparative Oncology  (Veterinary and Comparative Oncology)
巻： 15  号： 4  ページ： 1403-1416  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2761A  ISSN： 1476-5810  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ネコ眼黒色腫は高悪性度挙動を示したが,補助的治療法が存在しない。本パイロット研究の目的は,決定することであった,ネコ眼黒色腫はヒト黒色腫における変異に匹敵する突然変異を持つかどうか,ヒト黒色腫の開始および進行に関与することが知られている遺伝子の遺伝子発現状態を評価した。ネコ眼黒色腫のいくつかの遺伝子の変異ホットスポット領域は,それぞれの遺伝子のDNA配列とRNA発現レベルで分析し,他のものは定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(RT qPCR)により評価した。ヒト黒色腫で見つかった共通変異は,ネコの腫瘍には存在しない。遺伝子発現分析は,KITとLTA4Hの有意なアップレギュレーションだけでなく,ネコ眼黒色腫におけるGNAQ,GNA11,BRAFおよびRASSF1のダウンレギュレーションを明らかにした。KITはヒトぶどう膜黒色腫の標的遺伝子としての可能性を持つように見えるので,将来の研究は,ネコ眼黒色腫における補助療法の標的としてのKITの可能性を検討すべきである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： RNA【核酸】 ,  ダウンレギュレーション ,  ヒト ,  *遺伝子 ,  治療法 ,  *変異 ,  *遺伝子発現 ,  *黒色腫 ,  突然変異 ,  アップレギュレーション
準シソーラス用語： 標的遺伝子 ,  定量的リアルタイムPCR法 ,  DNA配列 ,  悪性度 ,  *遺伝子発現プロファイリング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 眼 ,  ネコ ,  遺伝子発現 ,  虹彩 ,  melanoma ,  言及

分類 (3件)： 遺伝的変異  (EC01030Y) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  発癌機序・因子  (GE02020C)

タイトルに関連する用語 (5件)： ネコ ,  眼 ,  黒色腫 ,  変異解析 ,  遺伝子発現プロファイリング