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J-GLOBAL ID：201702286677307799   整理番号：17A0482784

平成28年熊本地震による液状化・陥没による地盤被害

著者 (4件)： 村上哲 (福岡大 工) ,  永瀬英生 (九州工大 工) ,  大里重人 (土質リサーチ) ,  矢ヶ部秀美 (研究機構ジオセーフ)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 65  号： 4  ページ： 12-15  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成28年熊本地震による液状化と噴砂の物理的・力学的性質に関する調査結果を報告した。熊本平野における液状化状況と被害について,現地調査と空中写真判読による結果を提示した。噴砂試料と豊浦砂について土質試験の結果を比較した。その結果,粒度特性からは火山灰質砂が特に液状化しやすいと判断できなかったこと,噴砂は細粒分含有の影響により液状化強度がやや高いことが判明した。益城町の宅地被害は液状化のみならず,火山灰質粘性土による影響が考えられること,阿蘇谷の陥没についてはメカニズムの解明が必要であることを明らかにした。

シソーラス用語： 火山灰土 ,  *大地震 ,  熊本県 ,  *液状化 ,  *不同沈下 ,  噴泥 ,  現地調査 ,  空中写真 ,  土質試験 ,  震災 ,  落下 ,  *2016年熊本地震
準シソーラス用語： 陥没 ,  *平成28年熊本地震

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (2件)：

• 国土交通省:市街地液状化対策推進ガイダンス(本編),p.180,2016.
• 熊本県地質図編集委員会:電子版熊本地質図(CD版),(社)熊本県地質業協会,2008.

タイトルに関連する用語 (5件)： 平成28年熊本地震 ,  液状化 ,  陥没 ,  地盤 ,  被害