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J-GLOBAL ID:201702286683721436   整理番号:17A1925208

葉におけるPSIとPSIIの光阻害に及ぼすワタの開花期の低温の影響について検討した結果,以下のことが示された。【JST・京大機械翻訳】

Effects of Low Temperature on PSI and PSII Photoinhibition in Cotton Leaf at Boll Stage
著者 (5件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 1401-1409  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2128A  ISSN: 0496-3490  CODEN: TSHPA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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陸地綿(Gossypium hirsutum L.)品種「新陸早45号」を選び、屋外のポットから開花期にかけて、人工気候室に移し、新疆の綿花の開花期に現れやすい低温ストレス条件をシミュレーションし、処理T(16°C/10°C、昼/夜)を設置した。常温(30°C/18°C、昼/夜)処理を対照とし、葉緑素蛍光とP700同時測定技術を用いて、低温によるワタの開花期における葉光合成機構PSIIエネルギー分配、PSI酸化還元状態及び環式電子伝達流に対する影響を研究した。結果により、対照と比べ、低温処理により、ワタ葉身のPSII光適応状態下での最大光化学量子収量(Fv?/Fm?)、光化学消光係数(qP)とPSIIの有効光化学量子収量[Y(II)]が著しく低下したことが明らかになった。また、PSIIの非調節性エネルギー散逸[Y(NO)]と調節性エネルギー散逸[Y(NPQ)]量子収量を著しく上昇させ、PSIIの光抑制を誘導した。低温によるワタ葉身の光合成機構のPSI受容体側の制限[Y(NA)]の著しい低下とドナー側の制限[Y(ND)]は著しく高くなったが、有効なPSI複合体含有量(Pm)は著しく低下せず、PSIIと比較して、ワタ葉身のPSIは低温に対して敏感でないことが明らかになった。さらに,低温による環式電子伝達量子収量[Y(CEF)]およびPSIIの実際の量子収率との[Y(CEF)/Y(II)]は著しく高くなり,さらに低温においても低下することが分かった。光破壊防御機構において、環式電子伝達流は綿花PSI、PSIIに対して重要な保護作用を発揮し、主な光破壊防御機構である。非光化学熱散逸(NPQ)と調節性非光化学熱散逸[Y(NPQ)]は[Y(CEF)]と顕著な正相関関係があり、低温によるワタの葉身PSII反応中心の過剰閉鎖により過剰な励起エネルギーが生じ、PSIIの可逆的光抑制をもたらすことが明らかになった。環式電子伝達流の応答及び比較的高い調節性エネルギー散逸は共にワタ葉身のPSIとPSIIの光抑制による損傷を保護し、これは綿葉のPSIが低温に対して敏感でない重要な原因である可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  光合成 

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