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J-GLOBAL ID:201702286785596700   整理番号:17A0148448

注視誘導のための視覚的顕著性を利用した動画再配色

著者 (4件):
資料名:
巻: 137  号:ページ: 144-151(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: S0810A  ISSN: 0385-4221  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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人の活動を支援する情報システムなどでは.システムと人との自然なインタラクションを実現するため.状況によって特定の領域に注視を誘導する必要があり,その際.より自然に注視を誘導する技術が望まれている.注視・誘導の実現によって必要な情報ヘアクセスしやすくなることで.インタフェースのユーザビリティ向上が期待できる.一般的な注視を誘導する方法として.周辺複野内に矢印などの視覚刺激を提示して注視を誘導する手法が挙げられる。しかし,この方法は観察者の現在の注視行動を阻害するものであり.また,提示した刺激を認識・解釈する時間が必要であるため.自然な誘導であるとはいえない.近年では,自然な注視を誘導するため,視覚的顕著性を利用した静止画・動画加工技術が提案されている。本論文では,任意の領域ヘユーザの注視を自然に誘導するため,視覚的顕著性に基づく高速な動画再配色手法を提案した。高速かつ自然な見た目の修正を達成するため,L*a*b*表色系に基づく視覚的顕著性マップを用いて,各フレームの対象物体領域の視覚的顕著性が最も高くなるようにL*a*b*表色系の各成分を画素ごとに調整を行った。その結果,既存手法に比べて提案手法はより注視を誘導可能な動画再配色をより高速に行えることを確認した。今後の課題として,提案手法によって再配色された動画において,指定された領域にどの程度視線を誘導・停留させることが可能であるかを定量的に評価するため,視線計測装置等を用いた評価実験を行うことが挙げられる。
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分類 (1件):
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工業・技術設計 
引用文献 (20件):
  • (1) J. Shen, E. M. Reingold, and M. Pomplun: “Distractor ratio influences patterns of eye movements during visual search”, Perception, Vol. 29, pp. 241-250 (2000)
  • (2) M. Posner: “Orienting of Attention, Quarterly Journal of Experimental Psychology”, Vol. 32, pp. 3-25 (1980)
  • (3) R. Bailey, A. McNamara, N. Sudarsanam, and C. Grimm: “Subtle gaze direction”, ACM TOG, Vol. 28, No. 4, pp. 1-14 (2009)
  • (4) A. Kimura, R. Yonetani, and T. Hirayama: “Computational models of human visual attention and their implementations: A survey”, IEICE Transactions on Information and Systems, Vol. 96, No. 3, pp. 562-578 (2013)
  • (5) A. Hagiwara, A. Sugimoto, and K. Kawamoto: “Saliency-based image editing for guiding visual attention”, Proc. of PETMEI 2011, pp. 43-48 (2011)
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