抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:異なる用量のアトルバスタチンによる老年高血圧合併アテローム性動脈硬化性プラークの安定性に対する影響を分析する。方法:当院の2015年4月から2016年6月にかけて治療した老年高血圧合併粥状硬化患者240例を選び、無作為に高用量群(n=80)、正常投与量群(n=80)及び低用量群(n=80)に分けた。高用量群は40mg/dのアトルバスタチンで治療し,2回/日;正常用量群には20mg/回のアトルバスタチン治療を行い、1回/日を投与した。低用量群は10mg/回のアトルバスタチン治療を受け,1回/日,3群には経口投与を行い,12カ月の治療を行った。治療前,治療後,3群の総コレステロール(TC),トリグリセリド(TG),低密度リポ蛋白質コレステロール(LDL-C),高密度リポ蛋白質コレステロール(HDL-C)などの血中脂質レベルと炎症性因子過敏性C反応性蛋白(hs-CRP)レベルを観察した。動脈内膜中膜厚(IMT),内膜プラークの面積,およびプラークのタイプを,カラー超音波診断装置によって検出した。結果:治療後3グループの患者のTC、TG、LDL-C、hs-CRPレベルは治療前より低く(P<0.05)、治療後3グループの患者のHDL-Cレベルは治療前より高かった(P<0.05);高用量群におけるTC,TG,LDL-C,hs-CRPのレベルは,正常投与群および低用量群よりも低かったが(P<0.05),HDL-C濃度は正常群および低用量群に比して高かった(P<0.05)。3群の治療後のIMTと内膜プラークの面積は治療前より低く(P<0.05)、高用量群のIMTと内膜プラークの面積はいずれも正常投与群、低用量群より低かった(P<0.05)。治療後,高用量群におけるアテローム性動脈硬化性プラークは,正常な投与群および低用量群よりも少なく(P<0.05),一方,アテローム性動脈硬化性プラークは,正常用量群および低用量群よりも多かった(P<0.05)。結論:高用量のアトルバスタチンは高齢者高血圧患者の血中脂質レベルを有効に改善し、炎症性因子レベルとIMTを低下させ、アテローム性動脈硬化プラークの安定性を高めることができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】