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J-GLOBAL ID:201702286826365881   整理番号:17A1457696

NaCl水溶液中における電気化学的処理による有機発光ダイオードにおけるインジウムすず酸化物陽極を修正するための環境に優しく低コストのアプローチ【Powered by NICT】

Green and low-cost approach to modify the indium tin oxide anodes in organic light-emitting diodes by electrochemical treatment in NaCl aqueous solution
著者 (11件):
資料名:
巻: 422  ページ: 125-129  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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有機発光ダイオード(OLED)で使用するためのインジウムスズ酸化物(ITO)アノードの表面を改質するために従来のO_2プラズマ処理の代替として環境に優しく,簡単で,低エネルギーコスト手法を実証した。ITOはNaCl水溶液中で電気化学的に処理した。5.41eVの仕事関数を有する塩素化ITO(Cl ITO)電極が得られた,これは予備洗浄したITOのそれよりも0.66eV高かった。仕事関数の増加はITOの表面に発生した陽極酸化反応によるものであった。消費電力はこの手法でのみ~3mWであり,これはO_2プラズマ処理(~100W)のそれよりも五~桁低かった。Cl ITO/NPB(35nm)/CBP:Ir(ppy)3(15nm, 8wt%)/TPBi:Ir(ppy)3(10nm, 8wt%)/TPBi(10nm)/Bphen(50nm)/Cs_2CO_3(2nm)/Al(100nm)の配置を有するOLEDを作製し,NPBはN,N ジ 1 ナフチル N,N ジフェニルベンジジン,CBPは4′-ビス(カルバゾール-9-イル)ビフェニル,TPBiは2,2′,2′′-(1,3,5benzinetriyl)-トリス(1-フェニル-1-H-ベンゾイミダゾール)であり,Ir(ppy)3はビス(3-フェニルピリジン)イリジウム(III)であり,Bphenは4,7-ジフェニル-1,10-フェナントロリンである。95.0lmW~ 1と外部量子効率(EQE)は24.2%の最大電力効率を達成した,これはO_2~-プラズマ処理したITO(91.2lmW~ 1, EQE=23.1%)上に作製したOLEDのそれよりもわずかに高かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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