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J-GLOBAL ID：201702286844284103   整理番号：17A0680666

相関行列くりこみ理論:2電子密度行列の総和則による精度の向上

Correlation Matrix Renormalization Theory: Improving Accuracy with Two-Electron Density-Matrix Sum Rules

著者 (7件)： LIU C. (Iowa State Univ., Iowa, USA) ,  LIU J. (Iowa State Univ., Iowa, USA) ,  YAO Y. X. (Iowa State Univ., Iowa, USA) ,  WU P. (Univ. Sci. and Technol. of China, Anhui, CHN) ,  WANG C. Z. (Iowa State Univ., Iowa, USA) ,  HO K. M. (Iowa State Univ., Iowa, USA) ,  HO K. M. (Univ. Sci. and Technol. of China, Anhui, CHN)
資料名： Journal of Chemical Theory and Computation  (Journal of Chemical Theory and Computation)
巻： 12  号： 10  ページ： 4806-4811  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： W2328A  ISSN： 1549-9618  CODEN： JCTCCE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,Gutzwiller変分波動関数(GWF)を用いた分子系の基底状態の全エネルギー計算における電子相関効果を扱う相関行列繰り込み(CMR)理論を提案した[Phys.Rev.B 2014,89,045131およびSci.Rep.2015,5,13478]。いくつかの近似を採用することにより,CMRの計算量を,Hartree-Fock計算と同様のレベルに低減することができる。本稿では,これらの近似の一部に起因する誤差を最小限に抑えるための最近の進捗状況を報告した。相関行列くりこみ(CMR)法の近似結果を比較することにより,1電子くりこみ因子の修正を提案し,CMR法の近似から生じる誤差を低減し,全エネルギー計算におけるサイト間電子相関効果のより正確な記述を得るために,追加の和則補正を導入した。方法の妥当な精度を示すために,一連の分子に対してベンチマーク計算を行った。

シソーラス用語： *行列 ,  *くりこみ ,  密度行列 ,  *総和則 ,  分子系 ,  *基底状態 ,  全エネルギー ,  *電子相関 ,  近似法 ,  変分法 ,  波動関数 ,  *相関行列
準シソーラス用語： Gutzwiller近似

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  物理化学一般  (CB01010X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 相関行列 ,  電子密度 ,  行列 ,  総和則 ,  精度の向上