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J-GLOBAL ID:201702286887039020   整理番号:17A1900201

σ-ホール概念の利用:2,2,4,4 テトラフルオロ 1,3 ジチエタンとジメチルエーテルの間のSOカルコゲン結合の赤外およびRamanベース特性化【Powered by NICT】

Exploiting the σ-Hole Concept: An Infrared and Raman-Based Characterization of the SO Chalcogen Bond between 2,2,4,4-Tetrafluoro-1,3-dithiethane and Dimethyl Ether
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巻: 23  号: 68  ページ: 17384-17392  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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過去10年間で,ハロゲン原子上の静電ポテンシャルの正領域間で形成された非共有結合相互作用,しばしばσホールと電子豊富部位と呼ばれるハロゲン結合は多くの関心を集めている。最近,この関心は,V族とVI族元素との相互作用への拡張,プニコゲンとカルコゲン結合を向上させた。カルコゲン結合は既に結晶学および触媒作用における応用のためのいくつかの有望な結果を示しているが,これらの非共有結合相互作用を特性化する実験結果はわずかなままである。この実験と理論を組み合わせた研究では,SOカルコゲン結合の特性化を可能にするオリジナルデータは2,2,4,4 テトラフルオロ 1,3 ジチエタン(C_2F_4S_2)及びジメチルエーテル(DME)の間の1:1分子錯体を研究することにより得られた。C_2F_4S_2DME二量体のab initio計算は,二つの安定なカルコゲン結合異性体を得,その差は二次FH相互作用の有無であった。C_2F_4S_2とDMEを含む液体クリプトン溶液をFTIR及びRaman分光法を用いて研究した。再スケール単量体スペクトルの減算により,明確な複雑なバンドが観測された。観察された錯体形成シフトはカルコゲン結合錯体のab initio計算シフトと良く一致した。錯体の1:1の化学量論を確認し,錯化エンタルピー 13.5(1)kJ/mol 1のが見出され,これは計算値と良く一致した。Ziegler-Rauckエネルギー分解解析は,静電相互作用は,軌道相互作用を支配する顕著なことを明らかにした。それにもかかわらず,DME中の酸素から生じるC_2F_4S_2中の硫黄原子とカルコゲン結合の拡張に沿った炭素の一つに顕著な電荷移動。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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