抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;結腸直腸腫瘍の診断における低線量CT結腸結像技術(CTC)による増強スキャンの応用価値を検討し、臨床診断に参考を提供する。方法:64例の結腸直腸癌患者の臨床資料を遡及的に分析し、診断方法によって対照群と観察群に分け、観察群の21例患者に低用量CTC併用増強スキャンを行い、対照群43例には通常の用量CTC併用増強スキャンを行った。両群のスキャン画像の質及び放射線量を比較し、腸鏡或いは術後病理を金標準として二つの群の診断正確性を比較した。【結果】2つの群の間には,有意差がなかった(95.24%対100.00%,χ2=0.947,P=0.217)。観察群の放射線量の長さ積、有効放射線量はそれぞれ(1024.48±98.64)mGy/cm、(15.37±1.48)mSvであった。それらは,対照群(1411.28±159.57)mGy/cm,(21.17±2.39)mSvより有意に低かった(t=15.447,P=0.000;t=15.447,P=0.000)。観察群の感度,特異性,陽性率,陰性率は,それぞれ100.00%,85.71%,93.33%,100.00%であった。対照群との間には有意差は認められなかった(χ2=0.000,1.014,0.957,0.000,P=1.000,0.098,0.211,1.000),観察群と対照群の指数はそれぞれ0.86と0.92であった。結論:低用量のCTC結合増強スキャンによる結腸直腸腫瘍の診断は通常の投与量との正確性に相当し、しかも患者の放射線量が少なく、臨床での普及に応用する価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】