抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・エリアカメラとプロジェクタを用いて対象物に投影されたスリット光が対象物の形状に合わせて変化することを利用し,三次元計測を行う光計測法は幅広い分野で使用。
・本論文では,光切断法の計測原理を説明し,3Dマシンビジョンの実現性を高めた最新技術として,1)インテリジェントCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ,2)3DセンサTriSpector,3)3DスマートカメラIVC-3D,4)3DカメラRanger,Rulerを紹介した。特に,3)は3Dデータ取得,分析,結果の生成までを1台で行え,イーサネット,シリアル通信,デジタル出力によって容易に結果をPC(Personal Computer)に出力できるので,物流業界での荷物重なり検知システムに利用。
・荷物には行き先にひも付けされたバーコードラベルが貼付されているが,荷物が重なって読み取りに失敗すると誤配送による配送遅延が発生。
・本システムはバーコードの読み取り前に荷物の三次元形状を取得し,重なっている荷物を認識してシュートアウト。
・さらに,3Dマシンビジョンの構築に失敗する人は測定器を製品のデータシートだけで選ぶ人が多く,サプライヤにアプリケーションの内容と現場の条件,外部環境を正確に伝える人は成功しやすいことを議論。