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J-GLOBAL ID:201702287045815407   整理番号:17A0051471

開花遺伝子SELF PRUNING5Gの変化がトマトの中日性と早生性を促進する

Variation in the flowering gene SELF PRUNING 5G promotes day-neutrality and early yield in tomato
著者 (11件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 162-168  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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植物は,季節的な日長の変化によって開花が引き起こされるように進化した。しかし,作物の日長感受性は地理的栽培範囲の制約となるため,栽培化には光周期応答の修正が極めて重要であった。今回我々は,トマトの日長感受性開花の消失が,フロリゲンのパラログである開花抑制因子SELF PRUNING5G(SP5G)によるものであることを明らかにした。野生種を長日条件におくとSP5Gの発現が高レベルに誘導されるが,栽培トマトではシス調節性の変化のためにそれが起こらない。圃場のトマトは,CRISPR/Cas9でSP5Gに変異を加えると,迅速な開花が生じて,小型の有限成長を示す性質が強化されることにより,早生につながる迅速で爆発的な花成が生じた。今回の知見は,SP5Gにもともと存在していた多様性が南米の赤道付近の原産地からの栽培トマトの広がりを促進したことを示唆するとともに,作物育種で収量形質を迅速に改良する遺伝子編集の威力を強力に実証した。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (3件):
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遺伝子操作  ,  植物の生化学  ,  作物育種一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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