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J-GLOBAL ID：201702287057991678   整理番号：17A0842657

ボイル織物強化エポキシ複合材料の機械的特性に及ぼすアルカリ処理の影響

Effect of alkaline treatment on mechanical properties of voile fabric reinforced epoxy composites

著者 (1件)： KOYUNCU Menderes (Yuzuncu Yil Univ., Van, TUR)
資料名： Indian Journal of Fibre & Textile Research  (Indian Journal of Fibre & Textile Research)
巻： 42  号： 1  ページ： 89-93  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： H0733A  ISSN： 0971-0426  CODEN： IJFRET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： インド (IND)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 黄麻,ウール,セルロース廃棄物などの天然セルロース繊維は各種の熱硬化および熱可塑性樹脂の骨材に使われている。ここではボイル織物を強化材としたエポキシ樹脂複合材料の引張強度に及ぼすアルカリ処理(20~100°Cの1および3%NaOH溶液)の影響を調査した。この織物の前処理による樹脂と繊維の界面への影響を,走査電子顕微鏡を使って調べた。高温では貯蔵弾性率が急速に低下し,ボイル織物による強化作用が無いことが分かった。ガラス転移温度は1%NaOH処理材が最も高かった(35.8°C)。SEM観察の結果,前処理によって繊維の表面が改質され,マトリックス樹脂と繊維の接着性が改善されていることが分かった。

シソーラス用語： 織物構造 ,  *繊維強化プラスチック ,  アルカリ処理 ,  前処理 ,  綿 ,  *綿布 ,  エポキシ樹脂 ,  補強材料 ,  水酸化ナトリウム ,  *引張強さ ,  界面 ,  動弾性係数 ,  温度依存性 ,  ガラス転移点 ,  繊維改質 ,  表面改質 ,  粘着力 ,  動的機械分析
準シソーラス用語： 平織

分類 (2件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 織物 ,  強化 ,  複合材料 ,  機械的特性 ,  アルカリ処理