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J-GLOBAL ID:201702287100003465   整理番号:17A0135502

直接測流で明らかになった沿岸親潮の流れの構造と流量の時間的変動

Temporal variations in the current structure and volume transport of the Coastal Oyashio revealed by direct current measurement
著者 (4件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 601-615  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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沿岸親潮(CO)の流れの構造と流量の時間変動を明らかにするために,観測船搭載型と海底設置型のドップラー流速プロファイラによる直接測流とCTDによる同時海洋観測を2005年の1月から5月の期間に北海道南東沖で行った。COは,南西方向に90cm s-1を超える流速の幅7-8kmの順圧ジェットの構造を持ち,大陸棚縁辺の沖側に海面から海底までの密度フロントの形成と関連していた。COの流量(TCO)は,26.2 σθの等密度線によって代表される密度フロントに沿って岸に接する低密度の水のフラックスの積分地によって推算した。この流量は,1月の0.79Sv(1Sv=106m3s-1)から3月に0.21Sv,続く5月に0.12Svと単調に減少し,多分オホーツク海の東サハリン海流の減衰によるものであろう。TCOの減少とともに,密度フロントと関連したジェット構造の位置も岸側に移動し,ジェットの最大スピードも減少し,フロントの傾斜もより水平になった。その結果として,より塩分値の高い沖合の親潮水は大陸棚海域の深い部分に流入し,流れの構造は冬季の比較的順圧的だったものが春季には傾圧的に変容した。本研究は,COの直接測流による流量の推算を初めて行ったものである。Copyright 2016 The Oceanographic Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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