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J-GLOBAL ID:201702287111478085   整理番号:17A0551327

湿式化学蒸着により成長させた多結晶ZnO種層と関連するナノワイヤの極性の定量的同時分析

Quantitative and simultaneous analysis of the polarity of polycrystalline ZnO seed layers and related nanowires grown by wet chemical deposition
著者 (11件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 095704,1-10  発行年: 2017年03月03日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ZnOナノワイヤは亜鉛カチオンにより占められる四面体部位と酸素カチオンの六方晶系最密充填(hcp)サブ格子が入り組んだ構造をもち,それによって発生する極性は表面の形状と反応性,核形成と成長,電気的と光学的性質,およびナノスケール工学素子性能の強く影響する。しかし,化学浴蒸着により成長させたZnOナノワイヤ合金の極性の統計的測定とゾル-ゲル法により成長させた多結晶ZnO種層の極性との相関を明らかにすることは課題である。このために,シンクロトロン放射を用いたZn K端における共鳴X線回折と圧電力顕微鏡法および極性敏感化学エッチングを組合せて,マクロスコピックと局所ミクロスコピックスケールの両方における107以上のナノ物体の極性を調べた。アルゴン雰囲気下の高温アニーリングを用いて高c軸配向ZnO種層が92%Zn極性であり,O極性ZnO結晶粒は8%であることを示した。またZnOナノワイヤのZn極性が種層中の核形成部位として作用するc軸配向ZnO結晶粒から変換されたことを示した。これらの発見は多くのナノスケール工学素子様圧電ナノ発生器に必要な単極性ZnOナノワイヤアレイ形成のための新しい戦略開発のための道を開くであろう。また,ZnOナノワイヤアレイとその下のZnO種層の極性のマクロスコピック,非破壊同時統計的測定法としての共鳴XRDの大きな利点も示した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
原子・分子のクラスタ  ,  酸化物の結晶成長  ,  結晶学一般 

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