文献

J-GLOBAL ID：201702287133777087   整理番号：17A0539040

道路損傷の認識率向上のための影除去処理に関する検討

Shadow removal method for pavement damage analysis

著者 (2件)： 矢野光一 (久留米工高専) ,  松島宏典 (久留米工高専)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 502(ITS2016 77-91)  ページ： 7-12  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在,車載カメラを用いた自動運転の実用化に関する技術開発が盛んに行われている。高度な自動運転を実現するためには,道路走行中における危険情報の的確な検知が求められている。危険情報うち,クラックやポットホールなどの道路損傷は,パンクやスリップなどの事故を引き起こす要因となるため,回避したり,直前で減速したりするなど対応が必要となってくる。しかし,道路損傷上に木や建造物の影などが存在する場合,これらの誤検出の可能性が増大する。そこで,本研究では,高度な自動運転を支援するため,道路損傷上に存在する影除去の処理方法について検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： *物体認識 ,  *亀裂 ,  ピンホール ,  *除去 ,  画像処理 ,  特徴抽出 ,  影 ,  交通安全 ,  道路管理 ,  道路交通 ,  *情報 ,  *損傷 ,  システム ,  高速道路 ,  *自動運転
準シソーラス用語： *道路損傷 ,  *道路損傷認識 ,  *クラック ,  ポットホール ,  *影除去 ,  道路安全 ,  *危険情報 ,  自動運転道路

分類 (4件)： 道路の維持修繕  (RC08050E) ,  自動車事故,交通安全  (TB01050G) ,  パターン認識  (JE07000S) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (6件)：

• 山口友之,橋本周司, ′′パーコレーション処理による不特定形状特徴の抽出,′′ 電子情報通信学会総合大会講演論文集, D-11, pp.125, Mar. 2006.
• Christian Koch, Ioannis Brilakis, ′′Pothole Detection in As-phalt Pavement Images,′′ Advanced Engineering Informat-ics, Vol.25, No.3, pp.507-515, Aug. 2011.
• J. Shim, Y. Cho, ′′A Shadow Removal Method for a Mobile Robot Localization using External Surveillance Cameras,′′ Procedia Computer Science 56, pp.150-155, Aug. 2015.
• R.K. Sasi, V.K. Govindan, ′′Shadow removal using sparse representation over local dictionaries,′′ Engineering Science and Technology, an International Journal, Volume 19, Issue 2, pp.1067-1075, Nov. 2015.
• 前原秀明,滝口純一,西川啓一, 走行車両から撮影した画像からのクラック自動検出の試み, 電気学会論文誌, C, Vol.132, No.7, pp.1208-1209, Feb. 2012.

タイトルに関連する用語 (4件)： 道路 ,  損傷 ,  認識率 ,  影除去